38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

小学校のさつま芋。

2007年06月25日 | 農と暮らしの日記
地元・飯岡小学校1~2年生によるさつま芋の植え付け。
毎年恒例の学習で、「飯盛会」がお手伝いしており、僕は先日の「さつま芋オーナー」のほうの手伝いに行けなかった(田植えと同じ日だったので)こともあり、しっかり(?)働いてきました。といっても、すでに畝立てして張ってあるマルチに植え穴をカッターであけるだけ(プラス、子どもたちが植えるのを見てまわり、ちょこちょこと手伝うくらい)。

雨上がりで畑がぬかるんでおり、みんな靴が泥だらけ。
こんなことなら最初から裸足でやればよかった感じだが、畑に入る前は大丈夫そうだったのに、さすがに次から次へと踏みつけていくと、昨日までの雨をたっぷり吸った大地からは、ぐしゃぐしゃと水があふれ出してくる。

1~2年生というと、渚と真のちょうど間の年齢層。
だから、様子を見ていると、「あー、なるほどなー、こういうのは難しいんだなー」とか「さすがにこういうことはバッチリだね」というのが実感されておもしろい。1クラス二十数人、2学年あわせて百人ちょっとのこじんまりした集団に、いつものように教頭先生はじめ先生方と(たぶん)保護者のお手伝いの方、それに留学生だという若者2人も参加して、30分ほどで約400本、延べ200mほどを完了した。夏の草取りはともかく、秋の収穫までのあいだに、子どもたちが何度か観察する機会があるといいなと思う。



今朝も5時過ぎから収穫に出る。
急いで調整・荷造りし、市街への出荷からとんぼ返りで8時半から上記の手伝い。9時半に戻って野菜セットを仕上げ、早昼のあと再び市街に出荷に出て、そのまま生協の納品で丹原方面へ。国道11号線の沿線は田植えが終わったばかりの水と緑の世界でとても美しい。帰路、田植えの応援に来てくださった小松町のデイサービス「池さん」に忘れものを届け、さらに隣り町の氷見でも用事を済ませて、買い物などして帰ったら、もう夕方4時。

すぐ近所にある農機具屋さんで、管理機のロータリの交換爪を注文。
そのあと、晩ごはんまで葱の苗とり。冬に収穫する太葱で、3月に種を播いたもので一応除草も済ませてあったのだが、この数日の雨で草が一気に勢いを増してきた。まだ植える先の畑の準備が整っていないけれど、もはや草をとるより苗をとってしまうほうが早いので。しかし、さすがに草に覆われて苗が以前よりひょろひょろになっている。こんな状態の苗を植えては先が思い遣られるが、これも致し方なし。とにかく植えなければ始まらない。



薫は日中、畑のあちこちの除草。
今日はおかげで、草の中から牛蒡(ごぼう)と生姜(しょうが)の芽がけっこう出てきているのが見つかり、ほっとひと安心である。今週は晴れか曇りの天気が続くという予報なので、土の湿っているうちに大きな草も処理しておきたいところながら、降らなければそれなりに他の作業も目白押しで、優先順位が難しい。せわしい朝の収穫時にも、こまめに草をとったり”つるもの”の誘引をしてやったりと、その場その場で手を入れていかないといけない。

コメント
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