38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ゆうき生協の援農。

2007年06月09日 | 農と暮らしの日記
里芋の除草がどんどん進んでいる場面。
やはり、人数がいると違う。毎日でも来てほしい。”援農”はすばらしい!

土曜日の今日、ゆうき生協の援農である。
同生協には就農すぐからお世話になっており、なかなか安定しない藤田家族の野菜生産を忍耐強く支えていただいている。で、今日は生産者と消費者の交流の場ということも兼ねて、初の援農企画。同生協の役員・職員”中心”のメンバーではありましたが、午前中の約3時間、懸案の畑しごと2つが一気に進捗した。

ひとつは写真の里芋除草。
畝の上はマルチを敷いてあり、また畝間も麦藁を敷いてあるのだけれど、その麦藁の間から草が伸び始め、また、マルチの穴の部分、里芋の株もとからも草が出てきている。それを人海戦術で、ひとり一列、終わったらまた別の列に入り……という具合で一気にきれいになった。

後半は第二弾の茄子、ピーマンの麦藁敷き。
収穫の終わった近くの方のあちこちの麦畑から藁を頂くことになっていて、今日は真の幼稚園の近くの畑に軽トラを乗り入れ、こちらも大勢で稲藁を集めては荷台に乗せ、うちの畑に下ろしては敷き、また集めてきて下ろしては敷き……ということで、本当にあっという間に完了。

お昼は藤田家族の野菜づくし?。
普段の食卓そのまんま、珍しいものは何もないけれど、さすがに有機の食に携わるみなさん、目の前の食べものから話題が次々に展開し、野菜や食について多くのことを学ぶことができました。今後もぜひ定期的に企画したいと思います。



午後は、茄子・ピーマン隣りの地這いトマトの藁敷き。
ついでにその隣りのさつま芋の畝の草が少し目立ってきたので三角ホーで削る。



昨夜は結局、宵のうちに雷が鳴り始めた。
そして、けっこうしっかりした雨が降り、夜が明けてからまた、たっぷりと降った。そんな天気だったので援農も中止?という雰囲気だったけれど、こんな機会もめったにないのでとりあえず来ていただいて畑の見学だけでも……と思っていたら、開始時刻にはすっかり晴れ上がり、畑も乾き始めたので、予定通りの実施。

それでも野菜には大いなる恵の雨。
すぐに晴れずに一日くらい曇ったままならなおよかったが、土はかなり湿ってくれた。梅雨入りまでのつなぎとしては貴重な水分。しっかり吸って、丈夫な根を伸ばしてほしい。

コメント
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