38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

キタアカリの掘り上げ。

2007年06月21日 | 農と暮らしの日記
最後に植えたじゃが芋「キタアカリ」を一気に掘り上げた。
約40m×4列、種芋は18kg。4月初旬に植え、5月半ばにはこんな感じだったのが、その後なぜか徒長し、ひょろひょろしているところに大風が吹いて大方が倒れてしまった。葉はずっと青々としていて、この数日ようやく枯れた様子が目立ってきたので、この晴れ間に収穫してしまうことにした。

これより先に植えた男爵やメイクインの一部はまだ畑に残っている。
本来はそちらを先に掘りたいのだけれど、いい状態のものをいい状態のうちにとってしまうことを優先させた。収量は正確に計っていないけれど、約150kg。種芋の約8倍。あまり大きな芋もない代わりに、コロコロ芋も少なく「ちょっと小さめ」の芋が揃った。

虫食いや腐りなどもほとんどなし。
かまぼこ型の畝を鍬でほぐして茎を持ち上げれば芋もついてくるという状態なので、もうちょっと置いておけばもう少し太った芋になったかもしれないが、8月まで草を刈りながら掘っていた去年の二の舞は御免なので……。

ところで、この収穫後の畑が、とてもきれいだった。
本当はそちらの写真を載せたかったくらい。芋をコンテナで運び出し、葉茎も別にまとめて軽トラに積むと、草もほとんどなく、まるで「いま耕したばかり」のような状態。普通はこれが当たり前なのだろうが。収穫したあとの畑が美しいときは、収穫した野菜もうまくいっていることが多い。まあこれも当たり前か。



今朝は4時半から収穫。
急いでとって戻り、5時半から約2時間、飯岡地区の農業者の集まり「飯盛会」の活動で、市民の「さつま芋オーナー」の植え付けに備えた畝立てとマルチ張りに参加させていただく。

戻って出荷準備を済ませ、朝食後に市街へ。
朝の出荷はスーパーと職場の「置き売り」で、戻って昼過ぎまで生協と野菜セットの荷造り、出荷。今日の野菜セットは、不定期ながらいつも3~4家族相乗りで注文をくださるお客さん(=送料が割安になる)と、これまで不定期だったのが今月から月1回のお届けになった方。

午後、上記のじゃが芋掘り。
わりと梅雨らしい梅雨になっている一方で、続けて晴れる日もあり、芋掘りやトラクタの作業ができるので、とてもありがたい。

明日はまた雨が少し降る予報。
草の勢いが増しているので、本降りでなければこのあたりで少し手を入れたいところ。
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