38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

トマト類、野菜セットに。

2007年06月28日 | 農と暮らしの日記
露地のミニトマト。
去年は育苗の終わった温室に植えて、トマトのなかでは結局いちばん長く良品がとれたミニトマトだが、今年は同じ温室内(の別の場所)に大玉と中玉を植えたので、ミニは外界に追い出されてしまった。大玉、中玉とあわせて、この数日、少しずつ野菜セットに入れ始めている。

トマトの露地栽培は難しいといわれる。
雨が続いたあとにカラっと晴れたりすると実が裂けてしまう。根っこが過湿になることだけでなく、雨が実に直接かかるのもよくないらしく、ハウスか、少なくともレインコートかビニル傘のような”雨よけ”は必須だという。

でも、うちのトマトは今年もたぶん最後まで”露地”。
そのために畝を高くして、丈夫な根が張るように「斜め植え」にした。雨よけは中途半端なものになることが目に見えているし、台風が来たらおしまい。こまめに脇芽を摘んで支柱に誘引するだけでも後手後手になりがちなので、これ以上トマトに関わりたくないというのが本音だ。だったらもう少し株数を少なくして、雨よけも含めて効率的に管理すれば、結果的にはたくさんとれるのでは?というふうに考えないでもないけれど、今年も去年ほどじゃないにせよ、たくさん植えてしまった。いけるところまでいく、その先はなるようになる((実が)ならないようになる?)。



今朝も5時過ぎから収穫、出荷準備。
市街への出荷の帰りに種屋さんに寄り、朝どりのピーマンと万願寺とうがらし(甘とう)を見てもらう。それなりのできになっているようで、ひと安心。「まだ無農薬でやりよるん?」との問いに、「はい、でもこれからの季節はいろいろ大変になると思う。また畑をのぞきに来てみてください」。

さらに帰路、近所の酪農家さんのところの牛糞堆肥をとらせてもらう。
そのまま茄子・ピーマンの畝間に撒いておく。雨が本降りになってきたので、また後日、畝間の中耕除草を兼ねて管理機でかきまぜに来る予定。

午後、オクラのある畑の除草。
雨で土が濡れているので、かなり大きな草も手ですぽすぽと抜ける。といって泥をこねまわすほどの状態ではないので、草とりにはよい頃合いか。夏の貴重な葉ものである「空芯菜(エンサイ)」もいつの間にか草に埋もれそうになっていたので救出。そろそろ出荷してもいい大きさになってきた。

梅雨らしく、晴れ間があるかと思うと急に降ってきたりの一日。
しばらくはこんな天気が続きそう。
コメント
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