38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ズッキーニ、2本で1,000円?

2007年06月08日 | 農と暮らしの日記
ズッキーニ、2本で1kgである。
昨日まで、ズッキーニは目方で値段をつけていた。1kgの単価が1,000円。1本150gとか200gとかだったので、まあちょっと高めではあるが、珍しい野菜だし、こんなもんかなと思っていた。

しかし。
月曜だったか、NHKラジオで”食材調達人”こと山本謙治氏(このブログ、就農前からよく見ていたが、藤沢の研修先から電車で葉山に帰ってきて、ちょっとお腹が減り始めた夜中なんかに見たら大変!)が、「ズッキーニは市販されているものより大きめの、もっと熟れてきたもののほうがおいしいし、フランスなどでもそういうのが使われている」というようなことを言っていて、僕もそんな気がしていたので、この2~3日は収穫を少し遅らせてみたのである。

その結果が、「2本で1,000円」。
さすがに「さおだけ屋」ではないので、いくら単価通りだからといって、こんな値段をつけたのでは菜園が潰れてしまう。というわけで、ズッキーニは当面、kgで単価をつけるのを休止することにした。しかし、いずれにしても、これくらい大きくなったもののほうが、僕は好きです。薫は、ますます瓜(うり)っぽさが増して、どうやら大変困っているらしいが。真も苦手なようで、僕が「炒飯に、スープに、とにかく食べてたら、”ズッキーニ好きに”なるよ」とか言っても、なんも反応しない。



今朝は5時半から収穫、出荷準備。
週明けからの晴れ続きで、さすがに活着を待つ第二弾の茄子、ピーマンなどが水を欲しがっているだろうと思い、久しぶりの朝の水やり。

朝食後、出荷ついでに市街で用事。
JAの資材センターで野菜袋や輪ゴムなどを買ったついでに、じゃが芋などの収穫用に中古のキャリーがないか尋ねてみたら、市内の農家さんのところで安く分けてくださるのではないかとのこと。早速連絡をとると在庫ありとのことで、軽トラを飛ばしていただきにいく。上記の(よりちょっと小さめの)ズッキーニと、今月のおたよりも渡して挨拶すると、珍しい”新規参入”の就農ということで励ましの言葉も頂戴した。

午後、普及所の方が来訪。
野菜のようすであれこれ気になっていることがあったので来ていただいたのだ。すべての野菜が専門ということではないようで、「また調べて来ます」というものもあったけれど、やはり病虫害や成育の状況などで科学的な話を聞くと勉強になる。

日暮れて、予報通り雲が広がってきたようす。
降るならたっぷり降ってほしい。


コメント
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