38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

今日も、さつま芋。

2007年06月26日 | 農と暮らしの日記
昨日の小学校に続いて、連日のさつま芋植え付け。
今日は市の青年農業者の集まり。秋の「産業祭」で「石焼き芋」の販売をやるので、その第一歩である。

圃場は今年もうちの畑のすぐ近く。
市内の青年農業者(「おおむね40歳以下」とかいう規定だったか?)、そして事務局をやっていただいている市や県の職員の方々、そして、今年も市内の福祉施設のみなさん。と、これだけいるとさすがに早い。会長自ら畝立てし、そこに黒マルチを数人で張り、鎌で植え穴をあけたあと、残る人たちが次々に植えていく。30℃を超える暑さのため、たっぷりと灌水して終了。



今朝も5時過ぎから収穫、出荷準備。
きのうブログを書いたあと、苗取りしてあった葱を調整する夜なべ仕事で意外に手間どり、また日付が変わってしまった。先週あれだけ降ったからだろう、昼間はカラカラに見える畑も、朝は再び地表に水分が上がり、収穫の足下がぐしゃぐしゃする。

朝食後、市街地に出荷。
今日は新たに週1でセットをお届けすることになった方のお宅に納品してから、いつものスーパーへ。藤田家族の2つのキャリーもこのところ「夏」の色彩が少しずつ濃くなり、今日は朝どりの胡瓜、ズッキーニ、ピーマン、サラダ菜、サンチュ。それと在庫のじゃが芋(男爵の小芋、コロコロ芋、メイクインの小芋)。

上記のさつま芋植え付けは9:30から。
出荷から急いで戻り、5分遅れで到着するともう作業が始まっている。僕など地元だからいいけれど、忙しいなか、みな時間をやりくりして遠方までやってきて(この飯岡地区は西条市の東の端)、しかもこの暑さ……。いちおう”仲間うち”ではあるが、ほんとにご苦労さまである。

途中、昼前に再び市街で納品。
戻って田んぼのポンプを開けてから再び合流し、昼すぎに作業は終了。「近くのラーメン屋で昼めし」という流れのようだったが、僕はちょっと午後の予定がきちきちだったので(みんなもたいがいそうだろうけど)、失礼して家で「藤田家族の食卓」。食後、田んぼのポンプを止めに行く。

午後、今度はじゃが芋掘り。
午前中、さつま芋のつるを植えながら、「いやあそれにしても暑いねぇー、まあ、芋掘りじゃなくてよかったわい」とか言い合っていたのだが、こちらはホントに芋掘りだから、ホントに暑い。が、意外と風があり、シャキシャキと体を動かしていれば、それなりに気持ちいい。

2列ほど掘ったところで予定の来客。
畑を見てもらい、あれこれ野菜の話、食の話などで勉強させていただく。

晩ご飯の前に人参の収穫。
明日の野菜セットやスーパー、それから生協出荷ぶんなど。人参も出荷日にとりたいのだけれど、いまは鮮度がより重要視される野菜を朝どりすると根菜まで手がまわらないので、前日の夕方などにとるようにしている。



梅雨の中休みにしては、強烈な陽射し。
しかしこの湿度はまだ真夏のものではない気がする。本格的な太陽の季節に一足飛びということにはならないだろうが、うっとうしい曇り空が恋しい。
コメント
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