38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

野菜セットも、夏の色。

2007年06月15日 | 農と暮らしの日記
本日の大きめの野菜セット。
これで約2,000円、目安として4~5人家族の1週間ぶん。「12時」の位置の茄子(小さめで摘み取り)から時計まわりに、レタス、ロメインレタス(B品)、夏大根(小)、新玉葱、新じゃが(男爵)コロコロ芋、同・小芋、人参(小)、甘唐辛子、ピーマン、ズッキーニ(黄・緑)、そして中央がブロッコリィと茎ブロッコリィ(スティックセニョール)。このほかにインゲン、サンチュ(かきチシャ)、にんにくなどが入ったり入らなかったり。



今朝も5時過ぎから収穫、出荷準備。
夜通しポンプをまわして田んぼに水を入れていたが、十分には入っておらず、そうはいっても荒代かきは始めたいところなので、午後から、水がたまっているところから始めることにして水を入れ続ける。

全1反3畝の面積でいうと、そのうちの半分くらい。
水の入っているところにトラクタを入れる。ロータリをかけたところは相対的に低くなるので水が流れ込み、その先にも広がりやすくなる。水のたまり具合をみながら、高くなっている四隅から土をかき出したり、いったん帰って畑で別の仕事をしたりしつつ、計約2時間でとりあえず周回以外を終え、最後は日没終了。



畑仕事は主に草とり。
空芯菜の芽が出始めたが、草も同じように、あるいはそれ以上の勢いで出てきているので、ひと畝ぶんの草を手で抜く。空芯菜は「エンサイ」「アサガオ菜」などとも呼ばれ、貴重な夏の葉物とされるけれど、それほど歓迎されるわけでもなく、ひと足先にポピュラーになったツルムラサキとかモロヘイヤと比べると、まだまだ中国野菜。



予報どおりほぼ一日、雨が降る。
とはいえ勢いがなく、しとしとという感じ。田んぼの仕事をするにはちょうどいいけれど、水のことを考えるともっともっとしっかり降らなければ。

スーパーにはこの夏初めてピーマンを出した。
昨秋、この地産地消コーナーが始まったとき、端境のなかで出したのもピーマン。そろそろ季節もひとめぐりかと、感慨にふける僕である。

明日はもう梅雨の「中休み」とかで晴天の予報。
「梅雨」は本当に「死語」になりつつあるのかもしれない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする