38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

かぼちゃも、順調?

2007年06月20日 | 農と暮らしの日記
かぼちゃに実がつき始めた。
4月半ばにポットに種を播き、5月下旬に定植したもので、とりあえずは順調のように見える。去年は草の管理ができず放任され、秋も深まってから草刈りをするために一応探ってみたら小さいものがいくつかとれた、という程度だったので、今年はせめて草に負けないようにはしておこうと努めている。写真がその現状。

つるがどんどん伸びて、麦藁敷きが追いついていない。
つるの伸びる予定の範囲すべてを予め藁で覆ってしまったほうがいいのかもしれないが、それだけ一度に麦藁を持ってくる余力がないのと、敷き藁をしても、どのみち草が間から生えてくることが予想される……とか言っているうちに去年は”手遅れ”になってしまったのだ。

そこで今年は、「段階的トラクタ&麦藁敷き」法をとることにした。
最初は株もと近くの1m幅ほど、実が大きくなってきた辺りだけ藁を敷き(実のベッドにする)、後日さらにつるが伸びてきて次の実が太り始めたら、つるを一斉に上げておいてトラクタを1列だけ入れて草をたたき、次の草が出てくる前に麦藁を敷く……その繰り返しで乗り切ることにした。現状は「2度目のトラクタ済み、麦藁まだ」の状態。「麦藁まだ」がこわい。6月中に敷いてしまわなければ。



今朝も5時過ぎから収穫、出荷準備。
畑に出たついでに里芋の畝間、敷き藁のあちこちの隙間から伸びている草を抜いておく。水曜は野菜セットの出荷を原則休みにしていて、出荷はスーパーと生協のみなので、朝の作業に少し余裕がある。

午前中、代かきの仕上げ。
昨日までにトラクタでの作業が終わり、今日はアルミのレーキで高低を均し、あわせて畦塗り。畦塗りは本格的にやったことがないので、「なんとなくこんな感じかな」という程度。去年はモグラがこの周辺に頻繁に穴をあけ、下の田んぼによく水が抜けていたので、ちょっと分厚めに塗ってみた……のだが、これを見ていた隣のおじいさんがやって来て、「こなんごつうに塗っても、つい(同じ)じゃ。草が生えて仕事増やすだけじゃわい」。もうちょっと土が乾いてきたところで、「こうこうこうやって」と教えてくれたので、その通り(のつもりで)やってみて、一応完成。

午後は机しごと。
梅雨の晴れ間で、畑に出ればそれなりにやることはたくさんあるのだが、机の上やパソコンの中にもあれこれたまっているものがあるので、週末の田植えを前に片付けておく。

木、金と雨はたいして降らない見込み。
田植えに向け、うまい具合に田の水が引いてくれるといいのだが。
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