とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

進む道路照明灯のLED化

2013年10月06日 | インポート

Dsc00056  山形県管理の道路照明灯は7.250基ある。以前の水銀灯は消費電力が400Wと多いため、平成19年より順次ナトリウムランプに交換し、すでに86%の6.288基が180Wのナトリウム灯に変わっている。
 残っていた水銀灯は、昨年度より更に省エネのLED灯に変わり、今年度の予定と合わせて551基がLED化される見込みである。残る411基の水銀灯は来年度にも消える予定だ。
 ナトリウム灯一基あたりの年間消費電力は、963kw程度と見込まれ、LED化されると48%の461kwに削減される。現在の電力料金に換算すると5.568円節約される計算になり、道路照明だけで4000万円の経費節減になる。合わせてCO2削減に貢献できる。
 更に、ナトリウム灯は7年の償却年数に対し、LED灯は15年と長持ちする。国や市町村の道路照明とトンネル、公共広場などの街路灯も併せれば莫大な節電になる。
 建設常任委員会での質問に県は「ナトリウム灯の償却に合わせてLED化を進める。あと数年かかる」と見通しを述べた。県庁の節電意識は高い。暗くするだけが節電ではない。

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