とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

桜の名所・中山河川公園

2014年04月20日 | インポート

Dsc00375 鳥海山の懐にすっぽりと抱かれた遊佐町中山地区。美しい家並のすぐ南側に、川幅3mほどの清流、洗沢川が瀬音ゆかしく流れている。その河川敷が公園として解放され、土手には現平成天皇が皇太子時に、ご成婚記念で植栽されたソメイヨシノ60本程が、今盛りと咲き誇り、桜の名所になっている。
 新聞に連日、桜便りが紙面を賑わし桜祭りの様子が報道されている。わが地域のソメイヨシノも満開に近い。それではと、寸暇を惜しんで中山河川公園に出かける事になった。少々風は冷たいが快晴で絶好の花見日和である。到着するや交通誘導員がいて、臨時駐車場を案内された。土曜日の午後3時、河川公園にはカメラを片手に三々五々花見を楽しむ人の、のどかな風情が飛び込んできた。花は8分咲きだろうか。川幅いっぱいに張られたワイヤーに鯉のぼりが数か所で、風に泳いでいた。河川敷をゆっくり散歩し、振り返ると巨峰鳥海山が倒れ掛って来るように迫ってそびえている。絶景である。
 河川敷を一通り歩いて戻る道すがら、川向うで洗濯物を取り込んでいるご婦人がいた。桝川鮭漁業生産組合長の奥さんかなと思い「尾形さ~ん」と呼んでみた。「は~い あら、今主人を呼ぶから寄って」と笑顔が帰ってきた。今は農繁期の最盛期、農作業の邪魔をしては悪いと思い「またね~」と手をふって帰路についた。
 ひと時の豊かな癒し時間。冬が厳しい分、春は喜びに溢れる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする