ジョジョ・ラビット
10歳のジョジョ(ヨハネス・ベッツラー/ローマン・グリフィス・デイビス)は、ナチ党の熱心なシンパ。ドイツにとってすでに戦局は傾いていたが、ジョジョはクレンツェドルフ大尉(退役軍人/サム・ロックウエル)が始動するユーゲントのキャンプに行ったりする。そこで兎を殺せと命じられたジョジョは、それに従うことができずいじめられる。
ジョジョの母ロージーは、ナチに忠実な表向きと裏腹に屋敷にユダヤ人の少女(エルサ/トーマシン・マッケンジー)を匿っていた・・・という話。
監督(タイカ・ワイティティ)自身がジョジョの幻想?の中で登場するコミカルなヒトラー役を演じたり、終盤連合軍がジョジョの住む街に攻め込んでくるシーンでもあまり深刻さを感じさせない映像になっているのだが、それがかえってナチに支配された国家の悲惨さを強調しているように思えた。
ロージーが反戦主義者であることが明らかになり、国家警察がジョジョの屋敷の家宅捜索にやってくる。エルサはジョジョの姉のフリをするのだが、このシーンが本作のクライマックス。ここでただの酔っぱらいにでしかなかったクレンツェドルフ大尉が重要な役割を果たす。
いつも酔っぱらって醒めた目で世間を見ていたクレンツェドルフ大尉は、最後のどん詰まりで連合軍に派手な軍装?で突撃していくのもカッコよかった。
10歳のジョジョ(ヨハネス・ベッツラー/ローマン・グリフィス・デイビス)は、ナチ党の熱心なシンパ。ドイツにとってすでに戦局は傾いていたが、ジョジョはクレンツェドルフ大尉(退役軍人/サム・ロックウエル)が始動するユーゲントのキャンプに行ったりする。そこで兎を殺せと命じられたジョジョは、それに従うことができずいじめられる。
ジョジョの母ロージーは、ナチに忠実な表向きと裏腹に屋敷にユダヤ人の少女(エルサ/トーマシン・マッケンジー)を匿っていた・・・という話。
監督(タイカ・ワイティティ)自身がジョジョの幻想?の中で登場するコミカルなヒトラー役を演じたり、終盤連合軍がジョジョの住む街に攻め込んでくるシーンでもあまり深刻さを感じさせない映像になっているのだが、それがかえってナチに支配された国家の悲惨さを強調しているように思えた。
ロージーが反戦主義者であることが明らかになり、国家警察がジョジョの屋敷の家宅捜索にやってくる。エルサはジョジョの姉のフリをするのだが、このシーンが本作のクライマックス。ここでただの酔っぱらいにでしかなかったクレンツェドルフ大尉が重要な役割を果たす。
いつも酔っぱらって醒めた目で世間を見ていたクレンツェドルフ大尉は、最後のどん詰まりで連合軍に派手な軍装?で突撃していくのもカッコよかった。