goo blog サービス終了のお知らせ 

蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

チームバチスタの栄光(映画)

2009年11月19日 | 映画の感想
この話には謎解きが2つあって、その一つ目が「映画ならでは」といえる表現になっていて感心した。二つ目の方が本当の謎解きなのだが、こちらの方は、まあ、ありきたりだった。

いろいろなところの映画評を見ると、概して評判が良くなかったので、そのつもりで見ていたのだが、それほどひどい内容でもなく、十分に楽しめた。もっとも、原作の方の評価は非常に高いようなので原作と比べると見劣りがするのかもしれない。(私は原作は読んでないが、読みたくなった)

主役の一人の竹内さんは、ボケ役なのだが、あまりにもボケすぎていてとても医者には見えない。これは演技というより脚本のせい。他の作品並みに「きりっとしているが、それゆえに白鳥にかきまわされて混乱する」みたいなキャラだったらよかったと思った。