穴にハマったアリスたち

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スイートプリキュア♪ 第24話「サンサン!お砂のハミィで友情の完成ニャ!」

2011年07月31日 | スイートプリキュア♪感想
【新OP】

北条さん、OPを変えてきました。



OPを変えないことに誇りを抱くプリキュアさんたち。
過去に変えたのは桃園さんだけです。あの時は先輩方に呼び出されて、それはそれは酷い反省会を強いられたと聞いていますが…。
そうですか、北条さんもその道を選びましたか。音楽がテーマなだけに、そこは戦いますか。

歌詞の端々に漂う悲しみからの立ち上がりが熱いです。



 「未来に向かってSTAND UP」
 「今 みんなで歌いたい その涙かわくまで」
 「ドリーム!雨を越えた」
 「ビリーブ!元気な心」

そして繰り返されるシンフォニー賛歌。
元々「スイート」さんは妙な不安感が立ち込める番組でしたが(何せメイジャーランドが信用できない)、時節柄、色々と響くものがあります。
「今、みんなで歌いたい」の歌詞が凄く良いな。

■スイートプリキュア♪ 第24話「サンサン!お砂のハミィで友情の完成ニャ!」

エレンさんがプリキュアであることを認知したその翌日。
朝っぱらから北条さん達が押し掛けてくると、いきなり大声で叫びました。
エレーン!海に行こうよー!



エレンさん:
 「海に行ってまた叫んだりするのかな…」

一体、何度懺悔させれば気が済むのだろうか。
これから毎日、海に連れて行かれては「ごめんなさい」と叫ばされるのです。
エレンさん、羞恥で心が折れそう。やっぱりプリキュアになんてなるんじゃなかっ…



違った。

連れて行かれたサンドアート大会、優勝賞品は南野さん家のカップケーキ1年分だそうです。
すごくいらないです。隣に歩くケーキ製造機がいます。ケーキくらい、常時食べ放題だ。
と思いきや。



猛烈に喰いついた。
ということは、北条さんは今まで代金を支払って食べていたんでしょうか。
なんたる人間関係。いやお店の商品なのだから、当然と言えば当然か。
そういえば今までも「ケーキの試作品」という台詞が頻繁に出てきてました。
な、なるほど…。北条さん、あくまでサンプル品を食ってただけで、正規品はお金払ってたのか。育ちの良い子。

複雑な人間関係に、エレンさんはついていけません。
サンドアートとか言われても。というかこの子ら、どう絡めばいいのか。
今までお友達がハミィしかいなかったエレンさんには、接し方が分かりません。助けて、ハミィ。

最早、成熟しきった北条・南野さんの関係に割り込むのは至難の業。
かつて九条さんも味わった疎外感がびしびしと伝わってきます。
どうすれば、いいの。



北条さん:
 「ハンバーグ!」
南野さん:
 「ケーキ!」

「彼女達の言うとおりにすればよい」と考えたエレンさんの戦略は、あっさりと破綻しました。
サンドアートの題材を巡り、どちらが正しいとも言えない口論を続ける先輩プリキュア達。さもしい。
あたかもマイナーランドとメイジャーランドの戦いをみるかのようです。
どちらかが正しいと言う訳ではない。従って、どちらかを安易に支持することもできない。
より正確には、どちらともレベルが低くてどうしようもない。

困り果てたエレンさんがすがった結果、題材はハミィに落ち着きました。
提示された二つの選択肢のどちらでもない、第三の選択。
自分の中で最も頼りにし、信頼するものが選ばれた。というか済し崩しにそうなった。

題材は決まったものの、エレンさんと北条・南野ラインの間の距離感はなお遠く。
思えばパッションさんは桃園さんラブで加入したので、比較的すんなり行きました。
しかしながらエレンさんは、別に北条さん達と仲良くなんてありません。
その状況であの二人に放りこまれて、ちゃんと対応できる子がどれだけいることか。
少なくとも私は無理です。あ、ごめん…。私、邪魔ですよね、はは…。



最終的に、エレンさんがハミィ砂像をぶち壊したことで空気が動きました。
もう色々考えて遠慮してても仕方がない。
ふっきれたかのように、己の道を邁進するエレンさん。違う!ハミィはそんな形状してない!
メイジャーとかマイナーとか知るか。見方次第で変わるとか、どうでもいい。私は私で、私にとってハミィはこうだ。
この心境に、九条さんとかは辿りつけたのかな。無理だろうな。相手が黒白先輩じゃ…。

そこに襲い来るマイナーさん。2週続けて、敵は猫。



北・南・黒:
 「絶対に許せない!!」

みんなで叫べば心も一つ。
プリキュアさん達をつなぐ最大の感情は「絶対に許せない」。
そして飛び来る、くどまゆ3連弾。怖い。



OPのみならず変身バンクまで変えやがった。北条さんたらアグレッシブ。
今更ですが、変身時のわいんわいんと飛び交ってる帯は五線譜のイメージなんでしょうか。
とすると、あの破滅的なフリルは五線譜の変形したイメージか。その内に、五段重ねとかになるんだ。

その後。コンテストはイルカを作った親子が優勝しました。



レベルが高すぎる…。
砂像には無知ですが、あの形状を砂と海水だけで物理的に作れるのか。
加音町はそこらにいる人たちの技術が、さりげなく凄すぎる。プリキュア疑惑者が山のようにいるのも納得。

優勝は逃したけど、一行は和気藹々。

北条&南野さん:
 「エレンかーわいー」
エレンさん:
 「響と奏も絶対に許さない!」

さらりといつもの決め台詞が。今、「響と奏」と言ったか。
本音でぶつかりあえば、表面的に喧嘩をしているようでも仲良しさん。
だから「絶対に許さない」と殺意に満ちた目で叫んでも、実は通じ合える。
そ、そうか。今までそういうスタンスで言っていたのですね。そんな馬鹿な。


(左画像)
スイートプリキュア♪ メロディコレクション (初回封入特典「DSオリジナル超レアデータカードダス」同梱)

(右画像)
スイートプリキュア♪ キュアドール! キュアビート

スイートプリキュア(音符記号)ボーカルアルバム(1)


【今年の4人目】

果たしてエレンさんはどこに住んでいるのか。
北条さんが「これに着替えて」と服を差し出しているので、着の身着のままで転がり込んでる模様。
いまいち良く分かりませんが、北条さん家や南野さん家、音吉さんらのことなので、宿の一つや二つは調達できそう。

様子からすると、いまだ猫に戻れず。
そもそも彼女の本体は猫なのかヒトなのか。
アフロディテ様がヒト形態なのだから、ヒトの方が本体であっても不思議はない気がする。
まぁそうだとすると、メイジャーランドはどんだけ怖い国家だとなるけれど。
君主以外、ヒト態禁止。

そうするとハミィもヒトになれるのかは気になります。
謎プリキュアのオレンジさんが、まさかのハミィだったらどうしよう。
年齢的にはエレンの下のようなので、それなりに合致。(但しポスター等でハミィとオレンジさんが並んで映っていますけれど)

【今年の敵方】

テーマ的にも、示唆されてる各種情報からも、最終的にマイナーランドとは協力し合う仲になると思われます。
ところが、マイナーの方々は割と本気で悪い人たち。
トリオ・ザ・マイナーは歴代幹部の中では、トップクラスに邪悪です。

多少のギャグ要素はあるとはいえ、ラビリンス幹部や砂漠の使徒ほどではなく、闇の戦士やフィフスエレメントほどの信念があるわけでもない。
悪さで言えばナイトメア級。しかも彼らですら直接描写はなかった「謎生物や変身前に拳骨で殴りかかる」とか、洒落になってません。
今回も躊躇なく民間人を狙い打った。恐ろしい。

テーマ的には和解するはずなのに、演出は逆。「スイート」さんはまだまだ先が見えなさすぎる。

【新キャッチ】



謎の黄金くどまゆ。
おそらくは映画の二段変身絡みなんでしょう。色合いからすると高いファですか?いきなり音が飛んだ。
というか、くどまゆが二段変身しているようにしか見えません。来るとこまで来たな。

【新ED】



 「きょうから、おわりの『うた』と『ダンス』があたらしくなるよ!」
 「みんなさいごまで見てね!!」

異例の告知で始まった新ED。
振り付けの前田健さん曰く「少し難易度を下げた」そうです。
頻繁に入る手拍子や小ジャンプが、お子様ニーズを意識されてる気がするようなしないような。



怪しく空いた右端はなんだろう。
北条さんが「ハミィ枠だよ?」とかしれっと言ってますが、全く信用なりません。
「スイート」さんはどこまでも疑念を湧かせる真似をなさる。

今回はプリキュアさんだけでなく、ハミィやくどまゆ、謎の音楽生物まで3D化。
東映アニメ様の必殺のモーションキャプチャーが光ります。
まずフェアリートーン的な生き物を生成する。猫にダンスを仕込む。そしてカメラを取り付けモーションキャプト。

3Dアニメに力を入れている東映アニメ様的には、「プリキュア」さんのEDは自社技術の宣伝を毎週しているようなもの。
プリキュアさんだけじゃないよ!マスコットもこのとんでもないレベルで出来るよ!
もうまもなく、プリキュアオールスターズ新作・謎のダンス映画も公開されます。
この分だと、3DCG精霊たちによるミニ番外編とか作られても不思議はなさそう。
コメント
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