老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

自己責任論の正体

2018-10-28 09:42:38 | 民主主義・人権
小泉さんの時代から始まった「自己責任」という言葉の「大安売り」であるが、これはデジャブー(既視感)がある。

戦時中によく聞いた「非国民」という流行語だ。「贅沢は敵だ」というのもあった。

それで東条さんが東京の街角に出て、兵隊を引き連れて、一戸一戸の家のゴミ箱のふたを開けていた。

こういう「空気」は「世間」を通じて広がって行った。

民衆はささやかな抵抗もしていた。「贅沢は敵だ?」違うだろ。「贅沢は素敵だ」でしょ。

あの時代は「非国民」。今は「自己責任」というレッテル貼り替えが進んでいる。

「国民」とか「皇国の民}と持ち上げられて「赤紙」一つで戦場に行かされた。

今も昔も「国民」を守る政府はこの国のどこもなかったのだ。

「護憲+BBS」「どんぺりを飲みながら」より
名無しの探偵

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1 コメント

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地方分権 (竹内春一)
2018-10-28 11:32:40
中央集権は放置しても、壊れるが再建は地方分権にならざるを得ない。沖縄の玉城知事のように大衆をまとめる能力は、アイデンティティという責任感が元になっている。責任感のない人が美しい国とかアベノミクスと言っても国民に混乱をもたらすだけである。
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