老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

慢心だらけの総理、安倍晋三

2018-10-29 16:58:54 | 自民党政治
昔から「企業の目的は利潤追求」「企業の質は、トップの質」といわれます。その利潤追求が権力追求に変わると、企業経営は暴走を始めます。ヨイショ社員がヒラメ幹部になり、ワンマン社長を長生きさせる経営組織。上司に、経営陣にモノを言えない企業体質。ジャンボ機墜落事故を引き起こした日本航空しかり、フクシマをいまだに垂れ流す東京電力しかり、昨今の検査データごまかし企業しかり。地面師に63億円をダマシとられた積水ハウスの経営体質は、どうなのでしょうか。

それでも、顧客・消費者を相手にする企業は不祥事を起こすと製品が売れなくなり株価は下がり、存続の危機に瀕すると“質の悪い”トップは交代を余儀なくされます。

ところが、“日本”という国家組織は違います!神輿に乗るだけで役割も責任も果たさず記者会見で悪態をつき、見ている国民をナメきっている副総理・麻生太郎。県知事選で沖縄の民意を足蹴にする謀略をめぐらせ、返り討ちにあってなお開き直る官房長官・菅義偉。果ては国際社会の笑い者、差別主義者で厚顔無恥な国会議員・杉田水脈。そして、昨今の各省庁が起こした無責任・不祥事の数々。

厚労省は障碍者雇用について企業へ罰則を伴う厳しい指導を行うのに、8割以上の省庁で雇用水増しが行われていました。しかし、その悪質性を調べた第三者委員会が「故意ではなかった」と言い放つ始末。

文科省ではモリカケ問題の疑惑が解明されていないのに、他人事のように息子の裏口入学を画策し、贈収賄事件に発展させた文科省前局長。その文科省は来春、中学校でも道徳教育を義務化すると胸を張ります。

防衛省では「独立国家の戦備増強」とばかり、年次防衛計画など形骸化したように刹那的な防衛費を膨張させる一方で「日米安保がないと国防が危うい」などと涼しい顔で言います。年次分割購入OKの防衛予算で、高額な兵器も買いたい放題。だから、米国のいいなり価格で性能も定まらない「イージスアショア」なる武器は数千億円で導入契約後、一兆円以上に値上っても気にしません。その高性能アンテナが放つ強力な電磁波が周辺住民・生活に及ぼす悪影響には知らん顔です。

そして、沖縄で危険かつルール無視の常態化したオスプレイが首都圏・横田基地で夜間運用をスタート。「エンジンのオーバーヒート」という致命的な欠点をひた隠し、オスプレイが基地以外で不時着・墜落することを、政府は「考えられない」「想定外」と言い続けるのでしょう。だって、自衛隊もオスプレイを買っちゃったんだから。

こんな傲慢で無責任なことが続いても、当事者たちは心の中でつぶやきます。「だって、“トップ”の3バカ政治家が都合のいいことだけ言ってるし、責任とってないし、罰せられないし。オレたちも、やったモン勝ちだよ!」

第4次安倍内閣の所信表明で日本の首相たる安倍晋三は、こう言い放ちました。
 「長さゆえの慢心はないか。そうした国民の懸念にもしっかりと向き合ってまいります」
 「身を引き締めて政権運営に当たります」
反省なし、無責任、二枚舌、厚顔無恥、私利私欲、オトモダチ政治、有言不実行。それでも顧客も売上も心配ない、安倍政権は国民の意思を無視して税金を使い放題できるから。

こんな国家・日本は、あり得ません!トランプ氏の代わりに言ってやりましょう。

安倍晋三、You’re fired!!!(お前はクビだ!!!)

「護憲+コラム」より
猫家五六助

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3 コメント

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Unknown (M)
2018-10-30 20:57:31
アンテナの電波が心配というならそこらじゅうに飛び交っている携帯の電波やwi-fiの電波の人体ヘの影響は心配にならないのですか?
返信する
温暖化&北方の領土 (おとなのおやつ)
2018-11-19 11:04:47
 ~飲んで騒いで 丘にのぼれば
   はるかクナシリに 白夜は明ける~
 「知床旅情」は森繁久彌作詞・作曲なのですね。ときどき口ずさむのですが加藤登紀子さんの印象ばかりが強かった。昔、家族で北海道を旅行し知床にも行き、その自然の様に感嘆してしまいました。そして東の方を見るとクナシリ島があって、夫が「ソ連はけしからん!」と言った。
 安倍総理、軍事が好きな政治家ですよね、集団的自衛権とか。私の常識ではそんな方は、自国領土に固執するものと思っていたのですが、(石原慎太郎氏は小さい尖閣諸島に大騒ぎして寄付を集め、それを東京都で買い上げた)。
 クナシリ島は面積1489.27㎢、択捉島は3186.64㎢、ついでに歯舞群島は面積99.94㎢でおよそ伊豆大島ほどの島、色丹島は255㎢で淡路島の半分程の面積。
 伊豆大島とか淡路島の半分ぐらいの島、歯舞、色丹島、今のままでも日本経済に支障が出るわけなさそうだし…それよりも、年々スコール的な激しい雨が多く降るようになってきてますね、温暖化。日本の気候は温帯から亜熱帯の方に移っている。しとしとと情緒的な小ぬか雨、霧雨などは姿を消す。
 北海道と同じぐらいの緯度に位置するクナシリ島、それより北にある択捉島にも、地球温暖化の影響はあると思うけど、それでも本土に比べたら涼しい土地なのではないのだろうかと…将来、日本の優秀な力が広々としたその地へ行き、その時代の求める産業を起こしロシアと共同経営しても良い。けれど、今そのロシアにクナシリ、択捉島を差し出してしまうと、日本人の役割は限られ、思う存分力が発揮できるとは考えられなくて、つまらないですね。
 “平和条約”って、今だってロシアと戦争をしてるわけではないし、今のままで私、専業主婦の日常は十分に平和だと思えています。
 昔日本人が自分たちの領土にしたクナシリ島、択捉島は、今も日本の領土でそしてそれは、未来も同じにできるはずなのに!何で?…と、私は思います。

    クナシリを捨てる平和にプッチンプッ…
                           おやつ
返信する
Unknown (Unknown)
2018-11-21 14:27:59
歯舞、色丹を返還したら、米軍基地ができるから、ロシアは返還しないらしい。日米安保も永遠ではないから、その内、返還されるでしょう。

今年は平均気温が0.3度上昇して温暖化だと騒がれている。
しかし、来年以降、逆に寒冷化の可能性もある。

日本人の祖先がシベリアからサハリンをへて陸伝いに北海道に来たのが2万年前。氷河期末期で海面が100mも下がっていた。それから一万年間地球の平均気温は年に10度も上下したらしい。日本のご先祖様はたくましかった。

10度下がったら北海道はどうなりますかね。
日本の農業は激変でしょう。
私は、気休めで、薪ストーブの薪を割るのに忙しい。
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