老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

我 一粒の市民なれど

2023-07-17 16:59:29 | 民主主義・人権
以前 コラムで紹介した「アンブレイカブル」(柳広司著書)という小説。 
日本中が戦争に突き進んて行った時代に、自らの意志で逆らい抵抗した人達 小林多喜二、鶴彬等の生き方を描いています。

「壊れない、敗れざる者達 アンブレイカブル」には到底なれないけれど、私は小さな抵抗を試みようと思っています。

ネットでは今、健康保険証を廃止してマイナンバーカードに統一する事に反対する署名、明治神宮外苑再開発に伴う大量の樹木伐採に反対する署名、その他様々な署名へのお誘いがあります。
此等は署名しても咎められる事なくボタンクリックすれば完了。メルアドに寄付のお願い等表示される時もありますが、意志がなければスルーでOK。

駅前等を歩いているとチラシを配り署名求めている人達がいます。
余程、変な団体でない限り、趣旨に賛同したらチラシを受け取り署名しています。彼等彼女達が街頭でチラシを手に呼びかけても、殆どの人達が無視。そんな中チラシを受け取り更に署名したらどれだけ励みになるでしょう。

「ネット署名も街頭署名も、記録が残り、誰かに目を付けられるのではないか」と言う人もいます。そんな事を皆が気にしていたら 集会もデモも署名も出来なくなります。

実際、政権与党の要職に付いていた大臣経験者達は、過去に「国会周辺のあまりにも煩い騒音を伴うデモンストレーションは何らかの規制が必要ではないか」と発言した事があります。
もし、それを趣旨とした法案が可決されたら、拡大解釈され、「国会前で規制されているのだから、我が街も、我が施設周辺も、近隣の迷惑になるから規制しょう」と日本中に広がらないとも限りません。
「デモや署名なんかしても何の役にも立たない」と呑気な事を言っている場合ではなくなります。

私の様な小市民も今は未だ声を上げる事は出来ます。
当面の目標は、健康保険証が廃止されマイナンバーカードに統一する事に反対します。

厚労省は、マイナカードの紐付けがあまりにも不具合を生じた事に危機感を感じたのか、全ての保険証継続使用を2025年秋まで先延ばしする(7/12東京新聞朝刊)と報じられました。

ほらね、厚労省もヤバいと思って早速方針を先延ばししましたね。
でも、先延ばしは先延ばし 、実現阻止に向けて皆で声をあげて行きましょう。

小さな声 皆で上げれば恐くない。
あれ? 赤信号皆で渡れば、を捩ったみたいですね。
大丈夫。要介護2と3を介護保険から外すというとんでもない企てを、皆が反対して押し戻した実積が私達にはあるのですから。

霞が関や政権与党に、「国民に成功体験を積ませてはならない」なんて言わせるものですか。

「護憲+コラム」より
パンドラ

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