老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

「政治主導」の実態

2010-07-25 10:59:45 | 民主党政権
人さまざま、十人十色という。だから、人それぞれの暮らしの中では、人様にご迷惑をお掛けしない限り、どのような立ち居振る舞いをしようとも、とやかく言われるいわれはない。

だが、公私・規模を問わず、組織にあって上に立つときには、司ずかさに配された人々の積み上げによってその目的は達成されていくという、組織化の意義を失わせてはならないという制約が付いて回る。

「政治主導」だという。何をいまさらとすら思う。「国権の最高機関」なる字句は傍らに押しやって、「行政(官僚)主導」に安住しての惰眠から、やっと目覚めたということなのだろうか。

しかし、昨日・今日と、「政治主導」に目覚めた組織の長が何で?の画面が、TVを飾る。「強い福祉」実現に行動する大臣を見せ付けたいのだろうか。

総理は福祉関連の施設を訪れ、「車座対談」を展開するそうだ。ミスター年金大臣は末端加入者から「声を直接聞く対談」を繰り広げるそうだ。これがなければ「良い知恵」は浮かばないのか。それほどにこの国の司ずかさは無為のまま座してきたというのか。この程度のことは、入省六ヶ月程度の若手の研修科目であろう。

彼らの地位にあってのみできること、なさねばならぬことが山積しているという意識もないのかとすら思う。先日の豪雨禍にもあちこちに手分けして出掛けたらしいが、あの忙しいさなかの「視察」なぞ、「邪魔」の一語に尽きる。

「税制の抜本改革」である。「既定行政経費の洗い直し」である。さらには「医療保険制度・年金制度の一元化」と「大罪・年金破壊への贖罪」である。まだ、「紙台帳との照合に4年」などと言っている。
 
彼らは、この重い任にたえられるのか。小人に重過ぎる荷を負わせるは、負わす方が遥かに罪深いの思いに堪え難くいる。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
百山

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