老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

旧来の誤誘導を温存し続けていきたい組織のやり口を記録に残しておく

2021-06-07 10:06:52 | マスコミ報道
1.本日のヤフーのトップ画面のトップの話題に、読売新聞の世論調査結果、東京五輪「中止」48%「開催」50%を載せている。例えば、「観客制限して開催」・「無観客で開催」・「中止」の3つから選ばせる等のバイアスをかけての調査では、という疑念はあるが、ここではこれ以上こだわらない。

2.尾身氏がここにきてオリンピックの開催問題に対し医療従事者を代表する立場から素直な意見を述べ始めている問題がある。ここでもまた竹中氏をヤフーが取り上げて、竹中氏の「越権ではないか」、とか「オリンピックの開催の是非を日本が国内で論争すること自体がおかしいのでは」等の言説を取り上げ載せている。

ほかにも別に多くの問題にすべき点はあるだろうが、私にとってはこの2つの事実が現時点で非常に困ったことであり、放置はできない、何かを言っておきたいし記録に残して置きたいとの思いから、これを記しております。以下に箇条書きで記します。

1. 影響力のある媒体の一面的な報道姿勢は、旧来のサイレントマジョリティーを相変わらず片寄った方向に誘導するという点で問題である。

2. 目指すべきは多様性を許す社会である。読売・竹中氏の調査や言動も、One of Themの範囲の中では許されるべきである。しかし現実は様々な意見を同等に提示する報道媒体が極めて不足していて、ここに問題がある。彼らの調査や言動が、市民にとってNearly All of Themの意見だよと思わせる世の雰囲気を醸成し助長しており、本来の望ましいOne of Themだと市民にとらえさせる視点が無いことに問題がある。ヤフーと対峙し共存するネット画面が市民に求められる局面と思います。放置していてはいけない問題でしょう。

3. 市民の意見や言説は、新聞社や竹中氏等と本来は同等であるべき。よって市民の意見と言説を彼らと同等にするために、言いたいことを直ちに言える場・発表できる場を更に作って行く努力が市民に求められているのではないか?ここに市民力の源泉となりうる大きな手段・方策があると思っております。ここ護憲+もその一つと思っています。また他の板との共生・協同もやり方の一つでしょう。

4. 世論調査は市民の重要な権利であることの重みを大切にしたいと思います。世の流れをも動かす力を秘めており、一方的に利用されている現状を正していきたいところです。これも市民力を付ける一手段であり、当然の権利と思います。

5.素直に色々な人の様々な意見・話に耳を傾けてみたいと思っています。異なる視点を提供してくれることになります。大切にしていきたいと思います。発表者が増えていくことを切に願います。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan

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