老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

「半藤一利さんと保阪正康さんのインタビュー」

2022-07-09 16:24:46 | マスコミ報道
お二人は「そしてメディアは日本を戦争に導いた」という本の共著者です。
https://books.bunshun.jp/articles/-/6431

この本は読んでいませんが、このインタビューの表題に目を奪われました。
「教育、言論、テロの順で社会はおかしくなる ― ― 昭和史の教訓を今こそ」
というものです。この対談は10年近く前のもののようですが、今こそ読むべきと思いました。

先日ドキュメンタリー映画「教育と愛国」を見たばかり。

戦争の反省から戦後の教育は「時の政権と一線を画す」という大原則が崩され、ついに第一次安倍政権の時には教育基本法が改悪。
政権が教育に口を出すのは当然のようになっていく過程は多くの人が書いているようにホラー。ぞっと寒気がしました。

そして言論です。民主党政権が倒れてからのマスコミの萎縮ぶり、特に公共放送の役割を忘れてしまったか、と思われるNHKの劣化ぶり。

インタビューではまだテロはこの国では起こっていないけれど・・・と言っていますが、もうここまで来てしまったことにも戦慄を覚えます。

きのうの銃撃、今のところ思想的なものではなく、某宗教団体への恨みであったらしいことが、指摘されています。

選挙前の洪水のようなマスコミのありかたには疑問を感じずにはいられません。
死者を悼むと同時に功罪はきちんと検証し、暴力ではなく言論をきちんと取り戻すために、あしたの選挙に臨みたいと思います。
少しでも未来に希望が持てる社会となるために。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
コナシ&コブシ

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