老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

11月7日8日のコロナ関連記事

2021-11-09 10:06:29 | 社会問題
○Regeneron製薬:Regeneron社の抗体カクテルの一回分で、Covid-19感染を投与後2カ月から8カ月の間、81.6%低減できることが、後期治験の結果から分かったと発表されている。同社の株は発表後に1.2%上昇している。REGEN-COV抗体治療法は現在米国で承認されており、軽度(mild)から中等(moderate)の患者に適用されている。そして感染者に接している人への予防や、老人ホームや刑務所に入所中の人々への予防用に使われていると言う。
○Pfizer社:Pfizerとドイツのパートナー会社のBioNTech社は、米国で18歳以上の人へのブースター接種の承認が今週にも行われることを期待している。FDAは65才以上の人や感染により重症化リスクのある人、およびウイルスに日常的に接している人へのブースター接種は9月に承認している。
○インド:ZydusCadila社のDNA型ワクチンの1000万回分を265インドルピー(一回分約4ドル)で発注している。三回接種型のZyCoV-Dワクチンは、成人及び12歳以上の子どもに承認されている。注射を使う接種ではなく、注射針の無い“Pharma Jet”と呼ばれる投与器(一回分93ルピー)を使用すると言う。
○中国:南西部の都市Chengduの巨大娯楽センター(New Century Global Centre)を訪れた人々に対してコロナ検査が実施されている。結果が出るまで帰宅と自宅待機を要請されると言う。
○パキスタン:Sindh州新規感染者250人、死者2人。検査数14130人、陽性率1.8%。
○ドイツ:パンデミック開始以来最高の7日間平均感染率201.1人(10万人当たり)を記録した、とロベルトコッホ研究所が発表。今までの記録は昨年12月の197.6人だった。新規感染者は15513人、死者は33人。
○世界の感染状況:世界全体で累計感染者数が2.5億人に到達。多くの地域で感染は抑制されてきていて貿易や観光が上向いて来ている。一方東欧では感染記録を塗り替える日が続いている。
 全体ではここ3カ月の期間で1日平均感染者数は36%低下している。但し90日の期間で感染者数は5000万人増大している状況。コロナの開始の患者ゼロ人から5000万人に患者数が達したのはほぼ1年が掛かっていた。
○シンガポール:5才から11才の子供へのPfizer-BioNTechワクチンを使っての接種を、今月遅くから始める予定という。人口545万人の国では累計218333人が感染しており、その内約8000人(5人が重症患者)が12才以下の子どもという。ワクチン接種率は85%に達しているが、政府は更に接種活動を進めるとしている。
○スロバキア:ホテルやバー・レストラン等の閉鎖を含む更なるコロナ規制を強化すると言う。市民はテイクアウトを利用出来るのみとなる。フィットネス・ウェルネス・水泳施設等も閉鎖される予定。公共の集会ではワクチン接種済みの100人までの人数が許される。マスク規制は室内・屋外ともに求められる。
○ニュージーランド:ニュージーランド最大の都市のAucklandの一回目のワクチン接種済み者がこの週末までに90%に達し、11月29日には完全接種済み者が90%に到達が予想されている。Aucklandのこの状況を基に、Ardern首相は今月末にはAucklandでのロックダウン規制が緩和されていくだろうと声明。
○ロシア:ロシアの多くの地域で1週間の職場閉鎖期間が終了した。新規感染者は39400人、死者1190人を記録。モスクワでも4982人の感染者が発生。
○インドネシア:ブースター接種を開始。ワクチン接種者は50%に到達。
○米国:20か月振りに国境規制を最終的に緩和している。30カ国以上の国に影響がでる規制の緩和。但し完全に規制無しではなく、旅行者のワクチン状況はきっちりと抑える態勢は取っている。即ち全ての旅行者にワクチン完全接種であることと搭乗前3日以内の検査陰性を求めるとしている。航空会社には接触者追跡システムを稼働するように求めている。陸路の国境線規制緩和は2段階にわけて始動する事にしていると言う。
○英国:Molnupiravirを今月後半から試験的に運用を開始する、と英国健康保証機関のHopkins氏がいう。先週英国は世界に先駆けてMerck社の経口抗ウイルス薬を承認している。
○米国:米国の鹿にコロナウイルス感染が広範に起こっていると言う研究結果が出ている。
○WHO:妊婦がコロナに感染すると重症化や早産の危険があるとして、WHOはワクチン接種を推奨している。
○メキシコ:死者261人、新規感染者3574人。
○航空会社:米国が来週から国境線規制を緩和すると発表していることで、航空機会社の米国向けの予約が活発になっていると言う。エアフランス・ユナイテッドエア・シンガポールエアを含むビッグキャリアー会社の予約が急増している。
○グリーンベイパッカーズ・クォーターバックのAaron Rogers氏:Rogers氏がワクチン接種を行わないことについていろいろと釈明しているとして、ウィスコンシン州在のPrevea Health社がRogers氏との契約を11月6日を持って解消するとしている。Rogers氏は2012年からPrevea社の広報担当官になっていた。
○ワクチン無効論:ホワイトハウス報道官のPsaki氏や米国最高裁判事のKavanaugh氏、コメディアンのChris Rock氏の感染から前国務長官のPowell氏の死に至る、ワクチン接種済み著名人がCovid-19に感染するたびに、ソーシャルメディア上にワクチン無効論の声が氾濫すると言う。
 健康問題専門家はいわゆるブレークスルー感染は当然に予想されていることで、ワクチンの無効性を示すものでないと言っているけれども、ソーシャルメディア上では接種しても感染は防げないという主張があふれワクチンの信頼性を損ねており、それにより接種が忌避されがちになるということが続いているようである。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan
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選挙が終わって考える

2021-11-09 09:29:45 | 選挙
衆議院議員選挙が終わった。

全体の結果については、yoーchanさんが書いておられるので省かせて頂き、私は野党共闘とマスコミの報道について考えてみたい。

野党共闘は色々な意見があるが、私はこれを次の選挙でも推し進め、作戦を練って続けるのが良いと思う。

今回の選挙で私が感じたのはマスコミ特にTVの力だった。

例えば情報番組の司会が、「野党共闘は不発に終わりました。国民は変化を望んでおらず立憲民主党は比例で14議席も落とし、大阪では副代表が小選挙区と比例で落選しました。ジャーナリストのtsさんに分析して頂きましょう。」
「いやー立憲民主がここまで比例を落とすとは、野党共闘は大惨敗ですね」とこの後立憲民主と野党共闘のネガティブな情報を垂れ流す。

これがもし、司会者が「自民は大物議員おとしましたね。香川1区で1議席、東京8区で1議席、甘利議員も小選挙区では議席確保出来ませんでしたね。ジャーナリストのaoさんに意見を聞いて見ましょう。」
「立憲民主党は比例でこそ議席をおとしましが、各選挙区ではかなり接戦まで行きました。東京8区では大変な事態になりましたが、上手にピンチをチャンスに変え新人が議席を確保しました。野党共闘はそれなりの成果を出したと思います。」
と言う切り口で報道したら、印象は随分違ったものになっていただろう。

TVの力は恐ろしい。今日もTVは岸田政権の給付金について報道している。これからは「選挙劇場、印象操作イベント」。あ、その前に「政権ご機嫌伺い放送」がTV局を席巻する時が暫く続くだろう。あの自民党総裁選の時の様に。

それでもなお野党が対抗するためには、今、立憲民主党は代表選を進めているが、いっそ立憲民主は折角若くてイケてる二人の立候補者小川淳也、泉健太をアピールしたらどうだろう。

勿論、彼等の政治的ビジョン、この国をどんな形にしていきたいのかを、私達に見せて欲しい。真面目な、国民と向き合う政策、それを熱く語る声を聞きたい。その上で、彼等だけでなく他の立候補者も、何故かミスマッチな部分も含めて意外性のある行為も、どんどんアピールして欲しい。

選挙はお祭り。代表選もお祭り。コロナ感染者も減った今大イベントを仕掛けたい。先ずはネットから始めようではないか。ツイッターでもフェースブックでも、インスタも取り入れて、やがて話題を巻き起こし、TVも週刊誌も無視してはいられなくなる。

野党共闘は未だ始まったばかり。潰しては勿体ない。もし我慢出来なくて潰したら、あの民主党政権を潰した 「悪夢」の再現、そして今度はもっと恐ろしい悪夢が待ち構えているだろう。

「護憲+コラム」より
パンドラ
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