老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

残念な結果だが、ある意味仕方ない結果とも言えるのでは

2021-11-02 22:03:07 | 選挙
今回の選挙の結果は残念でした。印象に残った点や問題点を以下に箇条書きにしてみます。

1. 市民の怒りのうねりとうねりを掴み損ねた反自公側のお粗末さ:特にオリンピック開催の再延期または返上を決める時期にみられた市民の声や世論調査でその都度出された過半数の反対の声に、明らかに市民の怒りの“うねり”の大きさを感じました。その大きな“うねり”を如何に持続し、選挙結果に導くか?これがポイントだったと思います。が、持続できなかった。掴み損ねた。ここの検証が求められます。

2. 雑音:オリンピックの強引な開催と前首相の辞任劇、新総裁選劇というお祭り騒ぎを最大限に利用する狡猾さ。その都度、片面のみを一方的に伝えるマスコミの報道姿勢の狡猾さ。これらの相も変わらぬ雑音を跳ね返すことが出来ない市民と反自公政党のお粗末な問題。市民側・反自公側も相手の仕掛けるお祭り騒ぎを打ち消す程のお祭り騒ぎを仕掛ける良い意味での狡猾さが持てないものか?

3. 共産アレルギー:連合までが自民顔負けの反発の反応を発揮する。そして簡単にこの意見を受け入れる市民側の体質の問題。一回共産も参加する形の政権を見てみるのも悪くないな、位の柔軟さを市民が一致して持てれば良いのだが。

4. 相も変らぬ風だのみだった:地道な普段の活動が如何にも弱い。見えない、市民に届かない。少なくともマスコミが取り上げざるを得ない動きとなっていない。この点が最も不足している、抜けている重要な事柄と考えます。“立民”でも“共産”でも“社民”でも“れいわ”でもどこでもよいのです。マスコミが取り上げざるを得ない、人が称賛せざるを得ない地道な活動を何故本気で考え、実行しないのか?

風は自ら吹かせるもの、地道な活動がその風を吹かせる有効な手段だと思っています。護憲プラスを含めて市民側にも同じことが求められていると考えます。

5. 投票率:55%位だった。エイや、で言うと自公のガチガチの20~25%程層と維新やN党等の5%程層。そして立民と共産・社民の15%程層。そして浮動票の10~15%程層だったか?自公に勝つには如何に25%を超すかである。自公や維新N党等は変わらないだろう。問題は50%以上存在する浮動票と呼ばれる人々を投票行動に如何に向けるかである。

浮動層を投票行動に向かわせるためにもやはり地道でありながら、誰しもが称賛せざるを得ない日常活動を創造する智恵が求められると考えます。一人親世帯の問題・非正規や不安定な職の問題・身障者の問題・過疎地の過疎であるが故の問題・異常気象等切り口はいっぱいあります。マスコミが取り上げざるを得ないことをやり続ければ、いずれマスコミが取り上げ、それによって微風が吹くでしょう。その成功体験を増やしていければいずれ大きな風となります。

さすれば現状の反自公の15%程が25にも30にもなると期待して地道な活動を行うことを提案したいと思います。70%位の投票率が当たり前になることを目標にして活動したいものです。誰も面と向かっては反対できない、地道でありながら夢のある、そして誰もが喜び称賛する活動を如何に創造していくかの勝負を仕掛けたいものです。

一例をあげれば視覚障害者や聴覚障害者の外出援助活動などは、どうですか?ボランティア的に行われているケースをたまに見かけますが、まだまだ絶対数は不足していて障害者の方の希望する水準には達しておらず外出の楽しさを充分に味わえていないのでは、と思っております。

目指すは自公の“今だけ・金だけ・自分たちのお仲間内だけ“からこぼれ落ちる事柄であり、その中にやることは一杯あります。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan
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10月31日のコロナ関連記事

2021-11-02 17:06:04 | 社会問題
○オーストラリア:海外との境界規制を緩和している。ワクチン接種済みの市民の旅行規制の撤廃や家族の再会を許可する等で、シドニー飛行場で久しぶりに家族や親族が再会する場面が数多く見られているという。旅行規制の解除は市民や永住者等に限定されているが、国際間旅行者や労働者にも拡大される予定。
○メキシコ:新規感染者1446人、死者89人。但しこれら数字は実態とかなり乖離していると言う話が以前からメキシコではある。
○イタリア:死者26人、新規感染者4526人。前日はそれぞれ37人と4878人。
○英国:800か所の学校で12才から15才の子供へワクチン接種を予定している。
○米国:台湾に150万回分のワクチンを追加提供している。
○UNICEF:Covid-19の流行が続く間は、更に危険な変位株の出現が危ぶまれると声明。
○ロシア:新規感染者が40993人と記録を更新。死者は1158人。
○中国:コロナの起源問題で、中国は最近出された米国情報局の報告を“政治的であり間違い”であるとして非難している。
○香港:ライバル地域がコロナ規制の緩和に舵を切る中で、北京寄りの行政府が採用する香港の孤立化の動きに、多国籍の企業家は驚きをもって見ている。ロンドン・ニューヨーク・東京・シンガポールのようなライバルはコロナと共生の道に進みつつあり、対面の会合や会議そして経営者の旅行が再開している。香港はしかし反対の道を進もうとしている。
○メキシコ:保健省はワクチンの接種を児童まで含めよ、との圧力からAstrazenecaワクチン600万回分を受け取ったと発表。併せて650万回分のSputnikVワクチンも入手している。メキシコのワクチン完全接種者はほぼ5600万人で、人口の43%以上に相当。

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yo-chan
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11月1日のコロナ関連記事

2021-11-02 13:16:47 | 社会問題
○オランダ:感染拡大で今週新たな規制の予定と保険大臣のDe Jonge氏が語る。“コロナの入院患者が急増している”という。規制内容は火曜日に決定予定。予想では人込みの中でのマスク着用やワクチン証明書の利用の拡大が見込まれている。
○パキスタン:Sindh州新規感染者239人、死者1人。
○米国:多くの従業員を抱える企業人に対する緊急のワクチンに関するルールを近々発表するという。
 また子供へのワクチン接種対応が、党の路線の影響で、州ごとに異なるという状況が生まれている。
○タイ:隔離規制なしの旅行客を久しぶりに迎えての休日を楽しんでいるという。
○ドイツ:7日間単位で見ての10万人当たりの新規感染者数が、5月以降で初めて150人を超して154.8人となったとロベルトコッホ研究所が発表。1週間前は110.1人だった。第4波の懸念が高まっている。健康問題の専門家は、入院に至る新規感染患者の状況を報告しており、大半がワクチン未接種者だとしている。コロナによる入院患者数が40%上昇しており、またICU患者は15%上昇している。
○NOVAVAX:Novavax社と協力会社のインド血清研究所(Serum Institute Of India)はNovavaxワクチン(蛋白質を基盤にしたワクチン)がインドネシア政府から緊急時使用条件で承認を受けたと発表。世界初の承認。インドネシアではインド血清研究所で製造の同ワクチン(Covovaxの名前で流通)を今年2000万回分使用する予定。
○中国:冬季オリンピックを前にしてコロナゼロ政策に拘る中国では、今回の感染発生事態の対応で上海のディズニーランドを閉鎖している。月曜の新規感染者は92人と9月中旬以降で最高となっている。来園した一人の女性が検査で陽性になっていたという。園では園内での必要なコロナ対策を行っているが、いつから再開かは未定という。
○クレムリン:自国製ワクチンSputnikVとライトの優秀性を訴えている。
 また10月28日からは大半のビジネスと生活必需品販売以外の商店の閉鎖規制が始まっている。医療関係者の緊張も続いている。
○スリランカ:Pfizerワクチンを使用するブースター接種を先ずは医療従事者・警備関係者・旅行関係者から始めるという。次のターゲット層は60歳以上の人という。2200万人の人口の国は約62%の人が完全接種済み。
○イスラエル:パンデミック開始以来初めて個人旅行者の受け入れを再開。
 パンデミックまえには、クリスマスにベツレヘム(イエス生誕の地と言われる)に数十万人が訪れていた。旅行者はワクチン証等の証明書が必要である。大半のワクチン種を受け入れるが、Sputnikの旅行者には到着時に血清検査が求められる。また搭乗前にコロナ検査陰性であること、到着時に再度の検査で陰性であることが求められる。
○UAE:5才から11才へのPfizerワクチン接種を承認。この承認の前の状況は、12歳以上にPfizerが、そして3才から17才にはSinopharmワクチンが承認されていた。
○ロシア:ある人は“実験に利用される”、また別の人は政府を信じないという、更に別の人は偽造ワクチン証を購入、とロシア人は自国産SputnikVワクチンに頑固に抵抗しているという。現在、接種している人は約三分の一という。世界のコロナ死者数が500万人に達する状況下、ロシアでも毎日1000人を超す死者を出している。世界のコロナ状況とワクチン忌避の問題とで今後も困難が続く。
○世界のコロナ死者数:公式に発表の世界のコロナ関連死者数が500万人を突破した。一方真の死者数はもっと多いと言われている。The Economist誌には1700万人程の死者と報告されており、パスツール研究所の感染症学者のFontanet教授は“この数字の方がもっともらしく思える”と言っている。東欧では再度の流行が起こっている、そこの地域の人のワクチン接種率は低い、そして医療環境は緊迫している、と教授は言っている。
○パキスタン:2020年10月以来の感染者数が500人を割り、482人を記録。1000人以下の日が15日以上続いている。検査陽性率も1.2%へ低下。
○トンガ:初めてのコロナ患者発生で、ワクチン接種会場に人が集まっているという。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
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