老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

選挙が終わって考える

2021-11-09 09:29:45 | 選挙
衆議院議員選挙が終わった。

全体の結果については、yoーchanさんが書いておられるので省かせて頂き、私は野党共闘とマスコミの報道について考えてみたい。

野党共闘は色々な意見があるが、私はこれを次の選挙でも推し進め、作戦を練って続けるのが良いと思う。

今回の選挙で私が感じたのはマスコミ特にTVの力だった。

例えば情報番組の司会が、「野党共闘は不発に終わりました。国民は変化を望んでおらず立憲民主党は比例で14議席も落とし、大阪では副代表が小選挙区と比例で落選しました。ジャーナリストのtsさんに分析して頂きましょう。」
「いやー立憲民主がここまで比例を落とすとは、野党共闘は大惨敗ですね」とこの後立憲民主と野党共闘のネガティブな情報を垂れ流す。

これがもし、司会者が「自民は大物議員おとしましたね。香川1区で1議席、東京8区で1議席、甘利議員も小選挙区では議席確保出来ませんでしたね。ジャーナリストのaoさんに意見を聞いて見ましょう。」
「立憲民主党は比例でこそ議席をおとしましが、各選挙区ではかなり接戦まで行きました。東京8区では大変な事態になりましたが、上手にピンチをチャンスに変え新人が議席を確保しました。野党共闘はそれなりの成果を出したと思います。」
と言う切り口で報道したら、印象は随分違ったものになっていただろう。

TVの力は恐ろしい。今日もTVは岸田政権の給付金について報道している。これからは「選挙劇場、印象操作イベント」。あ、その前に「政権ご機嫌伺い放送」がTV局を席巻する時が暫く続くだろう。あの自民党総裁選の時の様に。

それでもなお野党が対抗するためには、今、立憲民主党は代表選を進めているが、いっそ立憲民主は折角若くてイケてる二人の立候補者小川淳也、泉健太をアピールしたらどうだろう。

勿論、彼等の政治的ビジョン、この国をどんな形にしていきたいのかを、私達に見せて欲しい。真面目な、国民と向き合う政策、それを熱く語る声を聞きたい。その上で、彼等だけでなく他の立候補者も、何故かミスマッチな部分も含めて意外性のある行為も、どんどんアピールして欲しい。

選挙はお祭り。代表選もお祭り。コロナ感染者も減った今大イベントを仕掛けたい。先ずはネットから始めようではないか。ツイッターでもフェースブックでも、インスタも取り入れて、やがて話題を巻き起こし、TVも週刊誌も無視してはいられなくなる。

野党共闘は未だ始まったばかり。潰しては勿体ない。もし我慢出来なくて潰したら、あの民主党政権を潰した 「悪夢」の再現、そして今度はもっと恐ろしい悪夢が待ち構えているだろう。

「護憲+コラム」より
パンドラ

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