マスターズ・カップ@上海 ちょびっとだけ

　第1試合はジョコビッチがデルポトロをストレートで下したようです。デルポトロ、シーズン終盤になってだいぶ息切れも感じられておりますが、はてさて。
　なんだかんだでやっと見たのが、ダビデンコvsツォンガの第2セットの途中からでした。で、その後も細切れで。だからあんまりしっかり見られたわけじゃないんですけども、第1セットがタイブレイクでツォンガ、第2セットがダビデンコの4-2のあたりからだったかな？
　それでもこの時点でダビデンコの方がブレイクが多かったということで、ちょっと「お？」って感じでした。さすがマスターズカップ、これだけ勢いのあるツォンガでもそう簡単に勝たせてはもらえないんだなと。
　というのも、パリバであれだけ強烈な印象をもたらしたツォンガのサービスが、あの時のようにエース連発というわけにもいかなかったのでした。ダビデンコ、しっかり対応してました。狙いすましたようなリターンエースも何本か見ましたし。

　ファイナルセットではダビデンコが先にブレイクしたものの、ただでは退かないツォンガが第9ゲーム、ダビデンコのserving for the matchをブレイクバックしちゃうという展開。またタイブレイクに行くのか……長いよ試合が。とか思ったのは内緒です。

　しかしこの最後のタイブレイクに入ってからが不思議なもので、今までの展開はなんだったの？　と思っちゃうくらいあっさり決まってしまいました。ダビデンコ、このタイブレイクを7-0で制してRound Robin白星発進。
　それというのもやはり最初のツォンガのダブルフォルトでしょうか。ここで出しちゃうか～って感じでしたが、最初のサービスの2ポイントを続けて落とし、リターンにもミスが出て、もうツォンガからは完全に切れちゃった雰囲気が出てました。最後もネット際にドロップしようとするんだけど、今までと違ってなんとなーく「あ、逃げた」とこっちが感じてしまうようなショットになってしまいましたね。そこをしっかりダビデンコが攻めにいって、ゲームセットでした。

　見れたのはほんの少しなんでそんなに多くは語れませんが、やっぱツォンガに対してはサービスにどう対応するかで展開が全然変わるんだなぁと。逆にツォンガからは、対応されて以降どうするかって話になりますが。
　見ている限りでは、ダビデンコは相手をベースライン後ろに押し込んで走らせて、っていうのを徹底していたように感じました。そういうプレイをさせられるツォンガってーのはパリバではあまり見なかったので、これがマスターズカップなのかぁ、とよくわからないなりになんだか納得しました。（笑）

　明日はRed groupの2試合。フェデラーvsシモン、マレーvsロディックが予定されてます。ロジャー、コンディションはどこまで回復したんでしょうか。
　それと話は変わりますが公式のフォトギャラリー、オープニングセレモニーの様子がありますが、グレーのスーツに黒いシャツ、みんな素敵ですねー。デルポトロなんかタッパがあるので特に映えます。ダブルスの人たちは白いシャツなのかな？

　あと昨日少し、女子のソニー・エリクソンカップ準決勝のディメンティエワvsズボナレワを見ましたが……いやはや、そもそもズボナレワがRound Robinを全勝で1位通過するとは思ってなかったので（笑）でも、ズボナレワ粘ってましたね。つーか、ディメンティエワがせっかくブレイク先行しても自分のサービスゲームをキープできなくてずるずるとズボナレワのペースに持っていかれちゃうって感じがしました。
　それにしても、大会途中で2人も棄権が出る（セリーナとイバノビッチ）というのも……男子はそういうことがなければいいですが、とか言ってる間に本日の決勝が始まっておりますね。見たいけど……見たら最後までずるずる見てしまう。したら1時過ぎる……ので悲しいけどやめておきます。（笑）