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偏愛と放浪の記録

所沢の借りを仙台で返したっ!

2009-09-01 22:20:27 | 【野球】ペナント日誌 2009
 いよいよPO出場権を争う天王山の様相を呈している鷲vsレオ3連戦の初戦です。
 先発は先週と同じく、隈と涌井。ということは3戦目まで同じローテになるわけですね。なんか昨今珍しい気がする、こういう巡り合わせ。多分気のせいだと思いますが。(笑)

 苦しくなるだろうことはわかっている試合ではありましたが、それにしても初回から判で押したように先週と変わらぬ絵に描いたような拙攻が続きました。制球の定まらない涌井、これは前回も感じたことではあるんだけど(投げ合っているのが隈だからなおさらとも言う)だったら定まらないうちに捉まえておきたいところなのにそのチャンスをことごとく、ご丁寧に潰しまくってました。
 初回の2死満塁からの草野は仕方がない、当たりは悪くないし……で済んだけど、以降もバント失敗のゲッツーやら盗塁読まれてウエストされて刺されたやら、なんとか同点に追いついてなおも走者を置いたところでまたまたゲッツーで勝ち越しできず、さらに6回でもう1度もらった満塁のチャンスをこれまた活かせず。
 挙句の果てには再度のリードを許した後の8回、ヒットと涌井自身のエラーでもらった無死1、2塁のチャンス、しかも中軸なのにどうしてもランナーを返せない。なんなんですか、みんなそんなに隈が嫌いなのか! 今日も勝つ気がないのかー! とか根も葉もない暴言を吐いてみたくなりましたよ(笑)。

 まぁ、そうは言ってもそんなに映像が見られたわけではないんですけども。ただ隈は、序盤はそこそこ低めにちゃんと来てたと思うんですが、だんだん浮いてきたのかな? という雰囲気はありました。
 良くないというほどではないとはいえ、展開が展開なので中盤はちょっと気にしていたのですが、問題の7回ですね。義人にいきなり初球を叩かれ、ボカチカに返される。ここまでわずか4球ですよ(笑)。それでなくても今日はどちらかというと下位打線に球数を使ってる感じがしたので、巡り合わせ的にも嫌なところだったんですよね。痛恨でした。

 それでもここを1点だけで済ませることができたのが、結果的にはいい方向に行ったんじゃないかと思います。とはいえ、8回が直人からの攻撃でチャンスを作りつつも尻すぼみだったので、正直9割方もうあかんやろと思ってたんですが(笑)。
 しかし9回はもう……なんでそれを最初からやらないのだ!! と(笑)。まあ、下位だからこそ代打・憲史のカードが切りやすかったんだと思うんですけど。でもねー憲史、本当に今はいい働きをしてますね! 「7番・DH」が定位置だったあのころを彷彿とさせます。今日はもう、この場面は憲史しかいないだろうという確信が持てるくらい存在感がある。今季、地味ながらこつこつ積み重ねてくることができた結果だと思います。
 高須はここのところ必殺仕事人ぶりは鳴りを潜めてますすが、敬遠承知で送り出しているはずなので、今回は名前で仕事をしたって感じでしょうか。

 で、それが最後、リンデンに繋がったわけで。
 とはいえ、最後の1打は球足は速くないものの非常に浅いセンター前でした。しかしやっぱり内村は足のスペシャリストですね(そういえば森谷はどこで何してんだろう……)。あの距離で、しかも栗山の返球も決して悪くはない位置とタイミングで、見事ホームを突きました。タイミング的には微妙だったけど、足が先に入って追いタッチ。こういう結果を見ると、采配しながら監督冥利に尽きるんだろうなーと思います。

 隈も結果的に完投勝利となり、涌井との2週にわたる投げ合いの決着をつけました。全部を見られたわけではないけど、2週とも「エース対決」の名に恥じない試合になりましたね。試合結果としては痛み分けではありますが(笑)
 今日の隈は(前回もか)常に先行される事態にはなっていましたが、それ以上の加点を許さないだけの投球はしていました。2点目はともかく、先制点はバットを折りながらのかなり詰まった打球だったので、あれは仕方ない部分もあるし。
 涌井も制球に苦しみながらも、自分で招いたピンチの芽はことごとく摘み取っていました。もちろん鷲側のミスも多かったですが、簡単に崩すことはやっぱりできない。それが最後の最後でああなったのは、やっぱりホームアドバンテージもあるのかなという気はします。隈もこないだからずっとそれを言い続けてたし(笑)。

 なんにせよ、鷲にとっては徳俵とまではいかなくても土俵際1歩手前から逆にうっちゃり……というよりは寄り切った感じ? 最高の形のひとつだったと思います。
 ただ、先週はレオ側がそうやって初戦を獲ったにも関わらず、あとの2戦を落とした形になっているので、これに浮かれてばかりはいられない。明日の永井、監督が「あと1回良い投球したら認めてやる」そうなので、ぜひ前回のような投球を期待します。
 あとは打線にもう少し元気があると嬉しいかな。連勝中ではあるものの、どっちかというと少ないチャンスを何とか拾う感じで、いかにも打線好調ってほどではないのでね。


微妙なセ・リーグ……
 巨人独走状態でちっとも面白くない首位はおいとくとしても、燕と竜がここに来て失速気味。しかも今日の竜は、チェンが……せっかく逆転してもらったのに即座に再逆転されるという。まるでチェンじゃない。広島が元気なのはいいことなんですけど。
 燕も、好調の虎につかまっています。まだゲーム差はあるけど、3タテなんぞ食らおうものなら様相が一気に変わってきてしまう気がするので、なんとか持ち堪えてもらいたいのですが。初戦を館山で落とした今、石川かつおがなんとかせねばなりません。頼むよー。


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2 コメント

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実は… (いくこ)
2009-09-02 12:13:17
裏で隈が憲史をシメた…なんてことはないか

先日のマリスタほどではないですが、携帯速報見ながらガチで祈ってたよ~。
きっと、私の生き霊がKスタで暗躍してるのかも
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無言の (かじ@admin)
2009-09-05 23:06:01
プレッシャーとかはあったかも……←おい

この日はいくちゃんの生霊が活躍したようで
何よりだったね(笑)
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