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或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

鷲、シーズン終了(竜も)

2009-10-24 23:23:48 | 【野球】ペナント日誌 2009
 今日は横浜~鎌倉方面をうろちょろ。特に何もしてないですが。(笑)
 なので試合は見ていません。が、正直勝てるとは思っていなかったけどもやっぱり、経過だけは未練がましく追ってみました。

 序盤にさらっと4点取られたところで、最後はワンサイドになるのかと思ったりもしたのですが意外に追い上げが出ました。宮出と秀悟の対戦というのもなかなか見ものだったんじゃないでしょうかね。
 でもここが表ローテ3枚で維持してきた鷲の流れの悲しさ、青山もいいリリーフを見せてはいたけど追加点も取られ(まあ結果的に先発の藤原の倍以上投げてるんですが)、小山にスイッチしてもアンラッキーとしか言いようのない内野安打でさらに加点される。おまけに有銘は相変わらずワンポイントで走者増やして帰っていく0/3回1四球(笑)。あんたなぁ。いや笑い事じゃないんですけど。

 でも、2点ビハインドの8回裏2死2、3塁でまさか、中1日の隈を投入するとは。

 かんとくの考えてることはよくわかった。最後の最後で心中ですよ。8年前の日本シリーズで似たような場面があったのを思い出しました。(あの時は先発じゃなくて抑え投手の投入でしたが)

 結果はとどめのスリーラン。

 隈で始まり、隈で終えたシーズン。今年らしくてそれもいいんじゃないのかな。
 かんとくはそれほど今年、隈に信を置いてきたってことなんだから。
 他の誰でもなく隈だったことが、想いの証明なんだから。

 映像は全部ニュースで見ただけですが、マウンドにいる間の隈は打たれた後も笑みすら見せていました。でも試合終了の瞬間を見届けた時には、目もとを拭う仕種を見せた。その傍らには、睨むようにしてグラウンドを見つめる田中の姿もありました。
 その両方の場面を見て、あの打たれた時は「自分が肩を落とす姿を見せてはいけない」とか思ったのかな、と思いました。背負うものの重みをよくわかっている、本当に成長したんだなと思わされた姿でした。

 試合後のインタビューは、選手は隈と山崎たけしのがほとんどでしたが、2人とも目を真っ赤にしながら言葉を搾り出していましたね。あ、一部まさおのも見ましたが(まさおは普通だった)。
 でも、かんとくが「こいつらと野球やれて良かった」と少しでも思えたなら、それも恩返しのひとつには、なるんじゃないのかな。

 一言で言えば「力負け」な第2Sでした。ありとあらゆるパターンで負けちゃいましたから。
 今日の試合は追いつけそうで追いつけない、追い越せない、あと1歩が届かない。届く前に突き放される。具体的に何がと言えるほど野球を知っているわけじゃないけど、明らかに力の差があることは、試合展開の中で改めて感じました。これを詰めていくにはどうしたらいいのか。まだ地力が固まったわけじゃないところで、課題も山積って感じです。初戦の中継ぎの打たれっぷり(いろんな事情はあるにせよ)もそうだし、鉄平も第2S後半は打てなかったしねぇ(笑)

 けど、いつもより長いシーズンを戦えたことは、本当によかったと思います。
 次は、勝って泣け。
 お疲れさまでした。



 夜はセも第2Sが終わり、こちらも巨人が順当勝ち。
 しかし竜はなんつっても昨日、のあの土壇場の逆転に繋がってしまった井端のエラーが……。まさかあの井端があの場面で!!! ってな具合の衝撃だったのですが……
 けど正直、あれを見た時にゃー「あの井端ですらこんなことがあるんだから、そりゃ福盛があんな打たれ方しても何の不思議もないわ」とか妙な安心さえも感じてしまいましたよ(笑)。いやそれこそ笑い事じゃないんですけどね(泣)。

 そんなわけで、私の今季も本日で終了です。


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