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或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

「前例」?

2004-12-21 23:59:59 | 【野球】大阪近鉄バファローズ
小泉社長「楽天以外との交換」に固執(報知)

 小泉の煮え切らない態度はこの際置くとしても、この部分。↓

 球団内では、すでに「残留しなくても、楽天だけにはいかせてはならない。悪い前例になってしまう」という声もあがっていることから「楽天以外の放出やむなし」との意思確認がなされたと見られる。

 前例も何も、合併が前例になってたまるか馬鹿野郎。って話です。

 「協約上、オリックスがダメだからといって、楽天に行くのはおかしい。トレード譲渡となったら、他球団にも権利がある」(ヤクルト・倉島常務)と新たな権利を主張する球団も現れた。

 これがサンスポによるとこんな話もついている。

 席上、日本ハムなど2球団から「オリックスがダメなら、岩隈(の獲得)を申し込む」との発言が出たという。

 このあたりはもう、本気で言ってるんだとしたら開いた口がふさがらない状態。2球団間で選手を分けるという名目で行われた分配ドラフトとやらから生じている話ですよ。そこに他球団が本気で介入するつもりなんですか? まあハムさんは特に、自分とこが隈を大の苦手にしているのがおわかりでしょうから、そりゃ他のチームに取られるぐらいなら自分とこでさらってしまいたいでしょうな、と穿った見方もしたくなるというもの。
 そもそも「楽天にトレード」という言葉自体がおかしいんだっつーの、という突っ込みもしたいが、それも今更すぎてしつこいんだけどね(笑)。



闘う選手会長、新しい出発。

 「闘う選手会長」と言えば古田敦也とおっしゃる方が多いと思いますが、誰が何と言おうと礒部公一にも同じ冠がつきます。

 その礒部、そういえばまだだった(笑)契約更改が終わった模様。初の大台+出来高+複数年契約+主将就任と、大きな評価とともに大きな責任を負うことにもなったその表情は、とても明るかった。会見の席で「人がいっぱいいてびっくりした。何かあったんですか?」などと、おどけた台詞も出たりして。
 まだすべてのことが解決したわけではないけど、それでもやっと、いつものべっちが帰ってきた。今年1年、本当にお疲れさま。グラウンド内外で奔走してきて、今まで自分がやってこなかったこと、やれてなかったこと、これからやっていけることが見えてきただろうし、やれる気持ちになってきてるんじゃないかなと思う。

 近鉄では「チーム1しゃべる」とも言われてたムードメーカー。ノリという柱があって、その傍らにしっかり座って盛り上げていく感じだった。それが、今後はすべてが礒部の肩にかかってくる。けど、合併が持ち上がってからというもの、これほどやってくれるとは正直予想してなかったぐらいのキャプテンシーを見せてくれた(主将ではなかったんだけれども)。
 幸か不幸かこのチーム、礒部以外はあらゆる意味でどんぐりの背比べなので、「重役」的な存在はなくなる気がする。元々が人気の地味なチームから出てきた選手たちなので、関西でならともかく、東北ではみんな、まず顔覚えてもらわなきゃいけないし(笑)ファンサービス面でも団結しやすいんじゃないかなって、楽観的だけど、そんなチーム作りを期待しよう。

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