金沢城公園に向かってみる

　とりあえず今日は、河北門から石川門周辺で無料で観て回れるどころをさらっと流して、兼六園脇から石川県立美術館に向かう。
　広坂の交差点で、例によって危うく曲がる方向を間違えそうになる。やっぱり方向音痴なのだと再確認する。（笑）

　写真は色合いが悪くなってしまったが、琳派と言われて行かないわけにはいかず（笑）来てしまった。点数はそんなに多くなく、メインは宗達から宗雪だが、光悦の書（書状含む）も多かった。
　前田家に残っていたらしい（……だったと思う）風神雷神図関連（だったか？）の資料とかで、墨でちっちゃく風神雷神や天女みたいな？（違うと思うんだけど）絵が、イラストっぽくちょこっと描き散らしてあるのが、すげーかわいくて気に入ってしまった。（笑）

ランチは不室屋にて

　月替わりの麩久箱膳。これにしぐれ麩と香の物3種つき。
　ひとつひとつはかわいらしい量だけど、麩がふんだんに入ってることもあって、意外にお腹いっぱい。ごはんはお代わり自由だったりするが、さすがに食べなかった（笑）。

　どれも上品なお味だし、麩のもちもち感が好きなので満足。生麩の昆布〆が旨いんだ、これが……。逆にかりかりに揚がったのもおいしい♪
　治部煮もあっさりして食べやすい。写真には入り切らなかったけど、みねおか豆腐もおいしかった！ 胡麻豆腐なのかな？ 濃厚だけど飽きのこない感じ。

　デザート（多分、麩まんじゅうとか入ってる）も惹かれたけど、ちょっと入らなさそうなんで諦める。お土産に、お湯を注いでお吸い物やお味噌汁ができる「宝の麩」を買った♪
　店を出てからは金沢城公園へ。突っ切って美術館へ向かう予定。

金沢 正味1日目

　いい天気である。まさに快晴である。
　しかし、気温28度予想だし、台風後なので湿気も怖いなぁと戦きながら外に出たら、かなりカラッとしており、ちょっと強いくらいの風も秋風っぽくて気持ち良い。金沢駅から近江町あたりまで歩いて若干汗ばむくらいで済んだ。日向を歩き続けるなら大変だろうけど、日陰なら全く問題なし。いい季節だ。（笑）

　まずは近江町市場をふらついてみる。生の岩牡蛎……うう、惹かれる。
　そしてお目当ての「なんぼ商店」さんのオリジナル「福だるま」を買う。かわいいのだ。安くはないけど、このかわいさはやっぱり連れて帰りたくなってしまうね。（笑）

金沢での初ごはん

　今日は最初から、晩飯だけ楽しむ予定で。
　事前にちょっと探してみて、良さそうだと思った「大国鮨」さんに行ってみた。回らないお寿司自体が初めてなので、かなりドキドキした。（笑）

　緊張しながら行ったけど、ご主人がとても人当たりの良いかただったのでほっとした。おまかせコースもあったので、「梅」3,150円をお願いする。
　写真は最初に出てきた、鯵（左）とのどぐろ（右）。どっちも脂がのってておいしい～。特にのどぐろ♪ 少しだけ塩が振ってあるのが、ちょっと歯ごたえになったりしてまた良い♪
　雲丹といくらの軍艦はどっちも道産だった（笑）。でも雲丹おいしかったな～。一緒に出てきたトロの炙りも！

　あとはひらめとがんど（鰤の一歩手前？ だったかな？？）、甘海老と、白海老と、穴子（あったかくて香ばしい！）などなど12貫。シャリが大きすぎないので、いろんなものをたくさん食べられる。
　それに海老の頭の出汁がきいたお味噌汁、〆に蟹と蟹味噌の手巻き。お値段ぶんはしっかり堪能させていただいた♪

　期待してた通りにおいしかったのどぐろと、しっかりした甘みに驚いた白えびを追加。これが北陸の味かぁ～としみじみ幸せを感じつつ（笑）
　そして最後に、心残りしないようにと（笑）トロをお願いした。今度は炙りではなく生のまま。これがまた……綺麗な色してて、お肉みたい♪ 脂がのってるけど、優しい味。厚みも適度にあって嬉しい♪

　そんな感じで、到着早々すっかり満足してしまった（笑）。大国鮨さん、お昼はかなり忙しいようだけど夜はわりと落ち着いて食べられるとのこと。お値段もそんなに敷居が高くないし、何よりご主人が優しくて安心できるので、金沢にまた来る機会があったら寄りたいなーと思わせてくれるお店でした。
　って、金沢にまた来る気になるかどうかは、明日以降の観光にかかっているが。（笑）

遅い夏休みを取って、

　金沢にやってきた。
　ずーっと来てみたかったのだが、小松行きの飛行機の時刻が夕方しかないので、旅程の組み方を決め切れずにいたのだった。が、富山から入れば、16時くらいに入ることができるので、少し余裕ができることに（今さら）気づいたので、思い切って最初から最後まで完全な一人旅（出先で友人に会わない旅）にトライしてみた。

　スケジュールを立てているときに、9月16日が台風（大型台風だっけ？）の特異日だと知り、ええ～大丈夫かなぁ～と思っていたのだが、まさか本当に来るとは……。結果的に今日は回復したので、運航自体は問題なかったんだけど。
　台風の影響が尾を引いたのかわからないけど、機材到着遅れで30分遅れの出発。どうでもいいが、どうして今日はこんなに混んでいるのか？？ ってくらい、手荷物預かりに長蛇の列ができていた……保安検査場は普通だったのに。

　まあそんでも富山空港には無事に到着した。富山空港、けっこう民家に近いところに下りるんだなぁと思った。伊丹みたいだなー。
　ただ、連絡バスを乗り継いで行く予定が、接続の時刻が合わなくなったので富山駅からJRにて。予算の都合上、特急には乗らず（笑）鈍行で1時間かけてのどかに行く。しかし、富山駅も金沢駅も自動改札が全くないのに驚いた。Suica持って来なくて良かったったってこと？？（笑）

　写真は金沢駅の「もてなしドーム」の東側にある噴水。時計表示もしてくれて、おおっと思った。面白い。

市内に戻って晩ごはん。

　ふらふらしながらたどり着いた「南欧創作料理 Coctura」というお店。カウンターだけでこぢんまりしていて、ジャズが流れてたりする。
　毎度毎度、こういうお店なのにお酒飲まなくてすいませんという感じなんだけど（笑）。でもお料理はおいしかった！ 写真は前菜盛り合わせ。牡蛎のスモークが濃厚だったなあ。ササミのカルパッチョも。

　本日のお魚が鱧ということで、冷製メニューの洋風チリソース？ だったかな？ でいただいた。ソースのベースはガスパチョ。鱧は湯引きで、ほんのり梅風味。まさに鱧！ あとは黄色いフルーツトマトみたいなトマトど、茄子の煮浸しにブイヨンのジュレを絡めて。ガスパチョと梅が合うのが大発見。おいしい……

　結局肉料理は頼まなかったけど、出されていたものを見ていたら、付け合わせにも地物の野菜をふんだんに使っていておいしそうだった。実際、お客さんも「おいしい！」を連発していたし（笑）
　その代わりにトマト系のパスタと、気になったのでヴィシソワーズのパスタを。トマト系はオリーブとケッパーに唐辛子のきいたピリ辛ソースが、やわらかい鰯の切り身が良く絡んでた。ヴィシソワーズの方は意外に濃厚。でも好きな味だったので、がつがつ食べてしまった（笑）
　また来る機会があったら、今度はお肉も是非！ いただきたい。

長谷寺に登った。

　仁王門から上っていく登廊。階段が低いのでなかなか大変である（笑）

　本堂まで登ると山から境内を見渡す感じで、とても良い眺め。登った甲斐あり（笑）
　参拝客は思ったより多かった。車で来ている人が多いのかなー。

唐招提寺から歩いて、

　薬師寺に行った。
　小さいサイズで写真撮るの忘れた（笑）。でも、朱と緑がこれまた青空ととてもいいコントラストになって鮮やかだった！

　しかし唐招提寺といい薬師寺といい、奈良を代表する名所なのに、人がえらい少ない（笑）。予想外であった。

　で、そのあとはちょっと足を伸ばして、桜井の長谷寺へ。鎌倉（以外にもたくさんあるらしい）の長谷寺の親分なんだそうな。
　だからけっこう大きなお寺だし、駅周辺は一応温泉街みたいな感じなのだが、これまたえらく静かで（笑）。でも、道すがら見つけたお店「長谷路」が、建物が文化財指定になっておりとても味があったので入ってみることに。

　冷たい素麺をいただいた。土地柄、たぶん三輪素麺であろうかと。麺のコシが素晴らしい……そして、めんつゆが旨かった！ 無駄に甘くないのがいい。売ってないものかしらと思った（笑）。売ってなかったけど。
　柿の葉寿司が2つついてたのも嬉しかった♪

唐招提寺の蓮

　朝10時半を過ぎてもきれいに咲いている。

関西出張ついでの奈良。

　というわけで、唐招提寺に行ってみた。
　天気も良く、ほどよく雲もあり、一応日傘をさしつつもうだるような暑さというほどでもなく。いや歩けばもちろん汗はたれてくるが（笑）

　でも屋根の瓦が陽射しを受けて光ってとてもきれいである。