お鍋の中から

ユル~く作れてヘルシーで 
歯の悪いダンナでも食べられる料理
を目指すアラコキおばさんの
お料理です~♪

考え込んでしまった!(―‘`―;) ウーン

2010-11-16 22:16:28 | 出来事や思う事 お勉強
テレビ東京(こちらではテレビ大阪)で
14日に久米さんの食生活関連の番組が
ありましたよねえ ご覧になりましたか?
スタジオに75才周辺の女性が集められて
現代の食生活の実態について触れた後
その親であるこの年代の女性が
かつてどんな時代を過ごしてきたかの検証がありました

これねえ 私には今更ながらに意外で考えさせられましたよ

「昔ながらの家庭料理」と聞くと「年寄り」が
料理している姿が目に浮かぶでしょ?

でも実は戦争というもので食文化が寸断されてたんですよねえ

食事することってまさに生活だしひいては文化ですもん
つまり最後は文化論や世代論になってしまうんだけど・・・


今75才の人が終戦時点で10才だったんですよね
有り難いことに私にはその年代前後の生徒さんが多いので
親の事と考え合わせると割と身近にそれを感じられるわけです


さっきも現在大工をしている生徒さんが来ていたんだけれど
楽譜は読めないってね^^;

小学校では3年生から音楽の授業があるはずだったのに
この人は12、3才で終戦を迎えているので
音楽どころか学徒動員でろくに学校の授業もなかったそうです
(小学生でも学徒動員されてたのは知らなかった!)

と言うことは戦後学校に戻っても墨で塗られた教科書での
授業だったということですね

というそれ以前に物資不足でノートも紙も手に入らないので
授業は校庭で行われたとか(=」=)
棒きれを持って地面に字を書いていたって
他の70才の生徒さんは言うてはりましたし^^;

使っていた教科書が墨で真っ黒ということは
昨日の善は今日の悪ということで
何も信じられない気分に陥ったことは
想像できますよねえ(/n\)。。

そして朝から晩まで常に空腹を抱えているなんて
全国民(まあ違う人もいたでしょうが)が同じ状態としても
こんな不幸な子供時代ではたまりませんわね^^;
この時点で既にまともに料理とは言えない食生活が
続いてたということですわ(^ ^;Δ フキフキ

食べるものも食べられない生活では世の中乱れますよね
これまでの食生活も根底からひっくり返された事でしょう
かくして料理空白時代が出来たんですねえ

親としても食材がないから料理を教えられないし
こりゃ完全に断絶ですわな(/・_・\)アチャ-・・

続きます
コメント
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