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菩薩交脚像(クシャーン朝2世紀、ガンダーラ)
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個人的な考えだが、仏教は仏像が作られ始めた頃から自力本願から他力本願の信者が増えだしたのではと思っている。ゴータマ・ブッダが入滅し400年近く経てば信者の増加し社会も変化してくる。ゴータマ・ブッダの教えを実践する修行僧や修行僧を直接援助する居士や優婆夷はともかく、在家信者としては目に見える形のものに祈ったり拝んだりする方に信仰のかたちが変化せざるを得ない時期が2世紀ごろだったのかもしれない。
仏像が作られる前は仏舎利信仰が盛んであった。仏舎利を収めた仏舎利塔の形がのちの仏像へと変化していく過程をダイジェストではあるが、東京国立博物館でも学べたと思う。またいつかこちらの本を読み返してみたく思う。