おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

大阪市立愛珠幼稚園

2023年06月15日 23時49分42秒 | 建物
明治34年(1901)に竣工の『大阪市立愛珠幼稚園』です。設計は、文部技師・久留正道の指導のもと、大阪府技手・中村竹松が行っています。敷地のまわりに高塀を巡らせ、南正面に塀重門が設けられています。入母屋大屋根(東端は切妻とする)の管理棟を置き、正面に玄関、西側を園長室(もと応接室と事務室)となっています。その北側には三方に廊下を巡らせた遊戯室の高い大入母屋が連続している。北西隅の土蔵は昭和2年(1927)に鉄筋コンクリートで新築されたものであり、資料室として使われている。平成19年(2007)に重要文化財に指定されています。






高麗橋ビルディング

2023年06月14日 23時51分13秒 | 建物
明治45年(1912)に竣工した「高麗橋ビルディング」です。現在は、ウエディング会場「オペラドメーヌ高麗橋」として利用されていますが、建築当初は大阪教育生命保険ビルでした。赤煉瓦と白い石のボーダーが印象的な建物です。設計は辰野金吾・片岡安になります。なんか、らしい建物です。


日本基督教団浪花教会

2023年06月13日 23時22分47秒 | 建物
大阪市中央区高麗橋の歴史的建造物『日本基督教団浪花教会』です。ゴシック様式の尖塔窓は黄色や緑色の色ガラスで飾られ、建物背部に塔屋が配置された3階建ての教会です。昭和5年(1930)に竣工しています。ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計指導のもと竹中工務店が設計施工を行っています。





船場界隈

2023年06月12日 23時42分05秒 | 建物
大阪市中央区の船場界隈には、多くの歴史的建造物が残っていますが、その多くがコンクリートなどの不燃素材の近代建築というイメージではあるのですが、中には木造日本建築もちらほらと建っています。下の写真はほんの一例ではありますが、伏見町で見かけた建物です。




伏見ビル

2023年06月11日 23時16分25秒 | 建物
大阪市中央区伏見町の「伏見ビル」です。もともとは大阪船場地区の中心部にホテルとして建設され、 現在はテナントビルとして使われています。 設計は、辰野片岡事務所出身の長田岩次郎です。 角地に建ち、コーナーを隅丸とし、全体的にシンプルな外観ですが、歴史的建造物として船場地区の景観の一端を担っています。シンプルな外観ではありますが、階段状に設けられているライン、コーナー部分の水平リブ、最上部の丸窓風にデザインされた部分に施された十文字の装飾といった幾何学的なデザインからアールデコの影響があるのではと思います。竣工は大正12年(1923)です。平成14年(2002)には、国の有形文化財に登録されています。



国分寺町の風景

2023年06月10日 23時49分35秒 | 自然風景
今日の昼間に高松市国分寺町に出かける用事があったのですが、その際、新居宮池横の駐車場に車を駐車させていただきました。用事も終わり帰る際に、池の土手から撮影した一枚です。伽藍山と狭箱山がいい感じに見えてたもので。。。




青山ビル

2023年06月09日 22時54分47秒 | 建物
大阪市中央区伏見町の「青山ビル」です。西園寺公望の渡欧に同行した野田源次郎が、その時の見聞をもとに大正10年(1921)に建てたスパニッシュスタイルの個人邸宅です。設計施工は大林組、増築部は伊東恒治の設計によります。建物は、その後青山家の邸宅となり、戦後はGHQ将校用の施設を経て、現在はテナントビルとなっています。外壁を覆っている蔦は甲子園球場より株分けされ、現在は2代目とのこと。館内のエントランス部分だけですが、入ってみました。ステンドグラスや階段手すりなど、興味深い箇所がそこかしこに散らばっていてなかなか楽しい建物でした。ちなみに、1階部分には、オムライスで有名な北極星が入ってました。平成9年(1997)に国の有形文化財に登録されています。







旧小西家住宅

2023年06月08日 23時41分59秒 | 建物
小西家は、初代儀助が安政3年(1856)に京都より大阪道修町に出て、小西屋の屋号で薬種業を創業したことに始まる商家です。1枚目の写真の主屋は、道修町通に南面して建ち、店舗の表屋と奥の居室部からなる表屋造の町家です。二代目儀助が明治33年から3年(1900~1903)の工期で建設しています。主屋裏には奥庭を挟んで衣装蔵及び二階蔵がある。写真3枚目に写っている衣装蔵は明治45年の上棟で、三階建の土蔵造です。薬品関連の商家が軒を連ねた大阪道修町でも、ひときわ大規模な商家で、主屋は良材を用いた上質なつくりで、近代大阪の町家を集大成した和風建築である。主屋と衣装蔵は平成13年(2001)に国の重要文化財に指定されています。




新井ビル

2023年06月07日 23時32分30秒 | 建物
大阪市中央区今橋の「新井ビル」です。大正11年(1922)の建築になります。鉄筋コンクリート4階建で、銀行店舗として建てられています。1階正面の玄関部分に4本のドリス式オーダーを並べた重厚な外観です。内部には入ってないですが、中央部分が吹き抜けとなり、2階周囲に個室を設けているそうです。設計は河合浩蔵、施工は清水組です。平成9年(1997)に国の有形文化財に登録されています。



大阪市中央公会堂

2023年06月06日 23時44分30秒 | 建物
半月ほど前のブログで少し書いた「大阪市中央公会堂」です。平成14年(2002)に重要文化財に指定されています。竣工したのは大正7年(1918)なので約100年を越える建物になります。株式仲買人である岩本栄之助が公会堂建設費として当時の100万円(現在の価値で数十億円)を寄付したことにより、建設計画が持ち上がり建築設計競技により選ばれた岡田信一郎のデザイン案をベースに辰野金吾・片岡安が実施設計を行っています。建物は鉄骨煉瓦造地上3階・地下1階建ての構造で、意匠はネオ・ルネッサンス様式を基調としたものとなっています。






日本銀行大阪支店

2023年06月05日 23時49分28秒 | 建物
日本銀行は、日本銀行法に基づき日本の中央銀行として設立された認可法人で、財務省が所管しています。日本国政府から独立した法人で、国の行政機関ではないものの、行っている金融政策は行政の範疇に属すると考えられています。その日本銀行には、東京の本店以外に、全国に32の支店があります。西日本の母店機能を持つのが大阪支店になります。所在地は大阪市北区の大阪市庁舎の道向かいにあたります。下の写真は旧本館で、本店と同じ辰野金吾が設計したネオバロック様式の洋風建築です。ドーム屋根が印象的な重厚な外観は、大阪のランドマークの一つにもなっています。



手島制札場

2023年06月04日 23時53分28秒 | 建物
制札場とは、江戸時代に幕府代官や領主が掟、条目、禁令を板又は紙に記して掲示していた建物になります。塩飽諸島において、現存しているのは、本島・櫃石島・手島の三か所だけで、下の写真は手島制札場になります。昭和50年に丸亀市指定有形文化財となっています。



手島 あなじ浜の風景

2023年06月03日 23時24分58秒 | 自然風景
丸亀沖に浮かぶ有人島として、本島・牛島・広島・小手島・手島と5つの島があります。その中で一番遠方になるのが手島です。周囲7.1kmで、島民は約70名の島になります。港は島中央東側に位置してて、その港から西岸へ向かう道を15分ほど歩くと西岸・西浦の「あじな浜」にたどり着きます。下の写真は、弓形に広がる海岸風景です。小さな玉砂利が集まった浜でした。


こちらは、海岸から西方を眺めた風景になります。岡山県笠岡市の北木島を望むことができます。


こちらは海岸から東側を眺めた風景です。山裾に広がる平原がなんかいい感じでした。


普段使いのうどん屋

2023年06月02日 23時36分18秒 | 日記・雑談
うどんの本場である香川県に住んでると、お昼ご飯にうどんという場面は多々あります。そんな中でも普段使いのうどん屋さんがそれぞれの人にあるのだと思います。かくいうわたしは仕事場の近くに店を構えている『こだわり麺や丸亀田村店』がそれにあたります。かけうどんに天ぷらといなりorおむすびという組み合わせが基本になっています。ということで、下の写真は、おさかなの日常のお昼ご飯ということで掲載させていただきます。


北浜長屋

2023年06月01日 23時42分00秒 | 建物
船場界隈を散策してた時に見かけた大阪市中央区北浜の人気カレー店「オクシモロン北浜」です。北浜長屋として国の有形文化財として登録されています。大正元年(1912)に建てられた二軒長屋で、間口5間、奥行き約5間半規模の建物です。背面が土佐堀川に面していて、かつては地下1階部分が水面に接して川から直接出入りが可能だったそうです。全面道路側は黒漆喰が塗られた2階土蔵造で、1階玄関には洋風のペディメントが設けられたデザインとなっています。