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大宝寺(松山市南江戸)

2012年02月23日 23時09分14秒 | モブログ
真言宗豊山派の大宝寺は、愛媛県最古の木造建築である本堂のある寺院です。

寺伝によると、飛鳥時代の大宝元(701)年に地元の豪族小千(越智)伊予守玉興が創建したと伝えられている。寺号は創建されたとされる年号に由来しています。

江戸時代においては、歴代松山藩主の祈願所とり、松平氏4代藩主松平定直が貞享2(1685)年に本堂の大規模修理を行なったようです。

    

本堂は鎌倉時代前期の建立と推定されています。桁行3間・梁間4間で、本瓦葺の寄棟造です。

冒頭にも書いたように、愛媛県内最古の木造建築である。間口・奥行とも同寸法(約9m)で、平面形状はは正方形であるが、柱間は正面・背面と、側面を変えています。

    

    

柱は円柱で、組物は隅柱上に舟肘木を用いるのみの簡素なものとなってます。正面は3間とも蔀戸となっています。垂木は二軒とするが、垂木割は一定でなく、中世以前の古い様式となっています。

    

◆『大宝寺』詳細データ
 住 所:愛媛県松山市南江戸5-10-1
 山 号:古照山
 本 尊:阿弥陀如来
 創建年:伝・大宝元(701)年
 開 基:伝・小千伊予守玉興





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