広島県尾道市の因島にある『因島水軍城』は、因島村上氏が残した武具や遺品、古文書など歴史資料を展示している資料館です。昭和58年に歴史家奈良本辰也氏監修により建築されています。村上氏は、中世に活発に活動した瀬戸内海の水軍(海賊)です。戦国期には大まかに能島村上家、因島村上家、来島村上家の三家にわかれていました。村上家の中で一番耳にする「村上武吉」は能島村上家になります。来島村上氏は毛利氏の支援する河野氏に臣従していましたが早い時期から豊臣秀吉に臣従し独立した大名となっていきました。その後関ヶ原の戦いで石田方に与したことから所領は没収されましたが、豊後国(大分県)の内陸部にある玖珠郡に転封され森藩として明治まで存続しました。因島村上家は、早い段階から毛利家の傘下として活動していたようです。広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」沿いの島々には今も村上水軍の末裔が多く住んでいるようで、『村上』姓ばかりが居住している地域もあるそうです。そんな村上氏の活動の一端を知ることができる『因島水軍城』に行ってみたいな〜って思ってます。もっともこのような天守閣をもつ城が当時存在してたとは思わないですが。。。
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