愛媛県今治市の『今治城』です。昭和28年に愛媛県指定の史跡になっています。今治城は、慶長7年(1602)に藤堂高虎によって築城が開始され、2年後の9年に完成しています。香川県高松市の高松城と同じく海水を引き入れた水城で日本三大水城の一つに数えられています。慶長14年(1609)に高虎が伊勢国津城に移封されましたが、今治領2万石が飛び地として領国となっていました。寛永12年(1635)に、伊勢国長島城より久松松平家が入城し、明治維新まで久松松平家の居城となっていました。

石垣と内堀は、江戸期のまま残っていますが、昭和55年(1980)に鉄筋コンクリートで5層6階の天守閣が建てられています。再建された天守閣は、明確な資料が少ない状況の中で建てられた模擬天守で、賛否があるようですね。慶長期に建てられた天守は、高虎が伊勢に移った際に伊勢亀山城に移築されたと伝えられていて、江戸期には天守が存在しなかったという説もあるようです。ただ、内堀越しに見る天守は、なかなかいい雰囲気を醸し出していますね。

石垣と内堀は、江戸期のまま残っていますが、昭和55年(1980)に鉄筋コンクリートで5層6階の天守閣が建てられています。再建された天守閣は、明確な資料が少ない状況の中で建てられた模擬天守で、賛否があるようですね。慶長期に建てられた天守は、高虎が伊勢に移った際に伊勢亀山城に移築されたと伝えられていて、江戸期には天守が存在しなかったという説もあるようです。ただ、内堀越しに見る天守は、なかなかいい雰囲気を醸し出していますね。