おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

瀬戸ウィンドヒル発電所(愛媛県伊方町)

2006年07月16日 09時04分36秒 | 四国の紹介
愛媛県の佐田岬半島の伊方町(旧瀬戸町)は、一年中を通じて風が吹く地区です。年平均8.3mの風が吹くそうです。この風を利用して電気を発電しようと、風力発電所が設置されました。風力発電は原子力発電と同じく、発電時に地球温暖化の原因となる二酸化炭素を出さないクリーンな発電方法です。同じくクリーンな発電である、太陽光発電とは違い、24時間発電するという利点もあります。ただ、コストパフォーマンス・設置場所等、今後も検討していかなければいけない問題も抱えているようです。



プロペラは、直径約60mあります。現在11基の風車が立ち並んでいます。圧巻ですね~。1基当たりの発電量は1000kwで、11基トータルすると年間2900万kwの発電を行い、これは約6850世帯分の発電量だそうです。将来は60基まで増やす計画で、そうなれば日本最大級の風力発電所となるらしいです。



佐田岬半島は、愛媛県八幡浜市付近から、西へ40km程直線的に突き出しています。佐田岬半島より北側が瀬戸内海、南側が宇和海となります。『せと風の丘パーク』からは両方の海を望むことができます。

瀬戸内海側です。



宇和海側です。



ここより20km程西へ進めば、佐田岬半島の先端になります。



佐田岬の先端には、灯台があるのですが、そこから九州まで約14kmです。この部分は豊予海峡と呼ばれ、豊後水道の中では一番狭い部分になります。流れが急で、ここで穫れる「アジ」「サバ」が『関アジ』『関サバ』です。あっ、ちょっと話がそれてしまいました。(笑)

原油・石炭・天然ガス・ウラン等は、資源に限りがあります。それだけに自然のエネルギーを利用した発電方法を、今後とも研究して、各家庭で利用出来るようになってほしいです。現在のところ太陽光発電が主流ですが、風力発電も可能性を秘めていると考えております。

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