おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

工事現場(鉄骨まで)

2005年12月05日 11時30分32秒 | 仕事
先日、鉄骨の建方の記事を紹介しましたが、今日はそれに至るまでの過程の説明です。
鉄骨を建てるまでにも、多くの作業が存在します。完成すれば見えなくなる部分ですが、建物としてはもっとも重要な部分です。

土を掘っているところです。手前にグレーの部分がありますが、地盤の強度を補強するため、改良材にて深さ3m程度、土を固めています。


基礎の作業性を良くするため、捨てコンクリートを打設します。


柱を固定するためのアンカーボルトをセットしています。施行誤差がないように十分に注意しなければいけません。


基礎の鉄筋を組み立てます。コンクリートは圧縮には強いですが引張り力には弱いためそれを補うため、鉄筋を入れます。基礎及び基礎梁の大きさ、鉄筋の量は構造計算によって算出します。


コンクリートを流し込むための枠を組み立てています。


型枠を組み終えたら、コンクリート打設です。生コンクリートミキサー車にて運ばれてきたコンクリートを写真に写ってる長いホースのついた圧送ポンプ車にてコンクリートを流し込みます。


コンクリートを流し込んだ状態です。数日このままの状態で養生し、型枠を外します。


以上が、鉄骨を建てるまでの工事の流れです。