おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

「わからない」という方法2

2005年05月21日 08時08分43秒 | 日記・雑談
○まえがきより抜粋
 「わからない」とは全体像が「わからない」状態である。「わからない全体像」はまとめようがない。だが「わからない」の全体像をまとめる方法が一つだけある。それは、「自分がどうわからないのだろうか?」と考えることである。
 「くだらない」ーだから「どうでもいい」と思って放り投げてしまうのは、それを「わかりきっている」と思うからである。つまりそれは、「わかる」のである。「わかる」は「わからない」を解明するためのヒントである。
 「わからない」をスタート地点とすれば、「わかった」はゴールである。スタート地点とゴール地点を結ぶと、「道筋」が見える。「わかる」とは、この道筋を地図に書くことである。「わかる」ばかりを性急に求める人は、地図を見ない人である。常にガイドを求めて、ただゴールにたどり着くばかりだから、途中の道筋がわからない。だから人に道筋を教えることが出来ない。「わかった」の数ばかり集めて、その実「なにもわからない」のままになってしまう。