早いもので、今日からもう12月に入りましたね。
このブログを始めたのが2007年(平成19年)の12月1日でした。
つまり今日でちょうど10年が経ったことになります。
編集画面の「記事一覧」というところで確認すると、この10年間でアップした記事は全部で1,458件と出ていました。もちろん記事の数がどうということはないのですが、こういう数字を見るとやはりねぇ「塵も積もれば…」という言葉をしみじみと感じます。
10年前にこのブログを始めた頃というのは、その年の8月に心房細動のカテーテル手術をしたのが失敗に終わり、さらにその後もう一度手術を受けるか受けまいかと悩み抜いていたとき、そのストレスからか9月26日に突然の耳鳴りが発症しました.
こんなことが重なり、かなり心身にダメージを受けました。その鬱積した気持ちを、新たなブログを開いて書くことで晴らしたい…ということで12月1日から始めたわけでした。
題名も「日はまた昇る・のん日記」とつけました。「いつかまた日が昇る日も来るだろう」という願いを込めたタイトルで、この時の自分の心境そのものでした(4年後に今のタイトルに変えましたが)。
第1回目の記事は自己紹介も含め、ずいぶん長々と書いていますが、今読み返すと、当時の心境が鮮明に思い浮かんできます。結局それから10年経っても、心房細動のほうは改善するどころか少しずつ発作の出る回数が増えてきています。
また耳鳴りのほうもこの10年間、1秒たりとも休むことなくジーンジーンと耳の奥で鳴り続けています。当初は「こんな耳鳴り状態のままで、ちゃんと生きていけるのか?」と思うほどの不安感に苦しめられていましたが、何でも慣れるもので、今も苦痛を感じることはありますが、意識しなければ忘れています。…というか、ジーンジーンというのがもう当たり前の感覚になってきています。まあ、心房細動も耳鳴りも、慣れたというより諦めたというほうが正確ですね。
でも10年の歳月を振り返ると、当時はまだ現役で働いていたのですが、2年後に定年退職をして生活は大きく変わりました。あの頃2歳になったばかりだったモミィも今は小学6年生です。10年前からみると、心房細動や耳鳴りは相変わらずながら、やはり人生そのものは大きく変わって行くのですね。
このブログについては、途中何度かやめようと思ったことがありました。でも、こんな文章でもずっとお読みいただいている方々がいてくださり、その方々の心温まる励ましがあって、ここまで続けることができました。本当にありがとうございました。
相変わらずこれと言ったテーマもなく、話はバラバラですが、これからも続けることができる限り、続けていきたいと思っています。
お読みいただいている方々には心から感謝いたしますと共に、これからもおつき合いいただきますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。
ちょっと堅苦しくなってしまいましたけど。