僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

「はんなり」 で はんなり

2017年12月11日 | 日常のいろいろなこと

12月は父の亡くなった月なので、今日、妻と一心寺へお参りに行ってきました。朝から風がとても強く、JR天王寺駅から谷町筋を北に向かって歩いていたら、体ごと吹き飛ばされそうなえげつない風でした。このごろは強風の日が多く、それも冷た~い冷た~い風なので、たまりませんね~。寒すぎますわ。

ちなみに、父は2002年の12月30日に亡くなり、31日の大晦日が告別式でした。偶然ですが妻の父も大晦日が告別式でした。滅多にない巡り合わせですよね。まあ、それは今日の話と関係ありませんが。

さて、一心寺でのお参りを終え、ちょうど昼時だったので、どこで昼食をとろうかと妻と言い合いながら天王寺駅に戻る道々で、妻が「ここはどう?」と、細い階段を上がる店を指差した。見ると、普通なら見過ごしてしまいそうな小さなメニューの看板が隅の方にひっそりと置かれ、そこには「はんなり」という店の名が書かれて、ランチメニューで「天ぷら膳」とか「お造り膳」とかのメニューが描かれていました。しかし間口が狭くて急な階段を上がって行く店なので、まったく店の様子がわからないし、ちょっと薄気味悪い感じもする。でも妻が興味深そうだったので、初めて行く店も案外いいかも、と思い、その狭い階段を上がっていくことにしました。

店の中の作りは居酒屋風でしたが、ランチのお客でほぼ満席の状態でした。
「少々お待ちくださいませ。すぐにご案内しますので」
という丁寧な店の人の対応に一安心。いいお店のようでした。

間もなく、カウンターの席に案内されました。狭い座敷スペースもありましたが、椅子のほうが楽なので、カウンターでよかったです。

そこで僕たちは「天ぷら膳」を注文したのですが、出てきた膳は天ぷら以外にも種類が多く、一つ一つの中身も凝っている豊富な逸品でした。僕はビールを1本頼み、この膳を美味しくいただきました。いやぁ、このお店、気に入りました。

お店の内容については、いろんな方々がネットで詳しく書いておられるので、その一つをご紹介します。

https://tabelog.com/osaka/A2701/A270203/27014574/dtlrvwlst/B92890421/?lid=unpickup_review

一心寺へ行く谷町筋のこの歩道は、四天王寺さんへの参道でもあり、いろんなお店が片側にズラ~っと並んでいます。これまで何度も何度も歩いていた道でしたが、その中にこんなお店があったことは、僕は知りませんでした。

「あぁ美味しかったね~」と、店を出てから帰り道、僕は妻に「いい店やったけど、でも、なんでこの店に入りたいと思ったん?」と尋ねたら、妻は、これまで何度もここを通るたびに、この店がちょっと気になっていたからと言いました。あ、そうだったのか。

ふ~む。僕など、まったく気がついていなかったのですが、妻は以前から歩きながらこういう店をしっかりとチェックしていたのですね。

さすが~
女性というのは、僕のように漫然と道を歩いているのではなく、こういう店に対する観察力に長けているのかもしれませんね~ 

これから当分の間、2人で一心寺さんへ来た帰りには、この「はんなり」に入ることになりそうです。

 

 

 

 

 

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