日馬富士の暴力事件から引退へ…
そんな一連の騒動の中で、ひたすら沈黙を貫く貴乃花親方がいろいろ言われていますね~。つまり「ええがな」とか「あかんがな」の二つの評価。
「大相撲リポーター」の関係者は相撲協会から嫌われては仕事ができなくなるので、貴乃花を非難します。「相撲協会の一員なのに何の協力もしないのはおかしい」と。一方「貴乃花は相撲協会の古い体質と一人で戦っている。彼には相撲道を貫く勇気がある」という声もある、という感じです。
そして日馬富士が引退したあと、今度は白鵬と貴乃花親方の「確執」というのがメディアの話題の中心になり始めています。なんで現役力士と親方の「確執」やねん、と思うんですけど、マスコミはその路線で動き始めています。ほかに報じることがないんでしょうかね~。特に「ミヤネ屋」は連日、ず~っと1時間以上その話を続けています。司会の宮根自身、先週の週刊文春で「隠し子」の記事が大きく載ったので、それをこの話題でごまかそうという魂胆なんでしょうね。
で、白鵬ですが、40回優勝という相撲史上に輝く大記録を立てたので今は敵なし、という本人の認識でしょう。しかし、立ち合いざま相手の顔を張ったり、右肘を相手の顔にぶつけてかち上げる「エルボー」という反則スレスレの相撲に「およそ横綱の相撲ではない」という声も出てきているのは事実です。
それで「相撲道の貴乃花」対「何をしても勝てばいい白鵬」という対立図式になっている報道なんですよね。それがまあ「確執」と言われているものです。
貴乃花親方が一連の騒動になぜ黙っているかというと、
おそらく…
モンゴル力士の間で八百長が常習的に行われていることを貴ノ岩から聞いており、しかもその中心として白鵬が大きく関わっていることを知っているからではないか。実際、日馬富士や鶴竜が横綱に上がった時やそれに類する時は、白鵬は必ずと言っていいほど負けているのがネットの映像でも見て取れる。また週刊新潮でも「白鵬、疑惑の10番勝負」という特集を組んでいる。モンゴル勢は日本の相撲界を征服するため、星の分け合いをしてお互いの番付を上げようという空気があった、ということを、貴乃花親方は貴ノ岩を通じて感じていたのだろう。
という、推測です。はい。
そういう背景から考えてみると…
白鵬はモンゴル八百長に従わない貴ノ岩を嫌っており、おまけに今年の初場所、白鵬は貴ノ岩のガチンコ相撲に敗れて稀勢の里が優勝して横綱に昇進した。モンゴル以外の横綱力士を誕生させたことが白鵬には絶対に気に入らない。それが今回の暴行事件の伏線だったと言われているし実際に「日馬富士暴力事件」も白鵬の意志が強く働いていたことがいろんな話の中で明らかになってきています。
このあいだヨガ教室に参加した時、スタジオ前で並んで待っている間に、みんなでこの話が出ました。おばさんたちは全部「あれは白鵬が一番悪いねん」と言っていました。「日馬富士が白鵬に気をつかって貴ノ岩を殴った。だから白鵬は止めへんかった。真犯人は白鵬や!日馬富士がかわいそう」とも言ってました。
さらに、「白鵬はつけあがってるわ」「増長してるわ」「何様やねん」などという言葉が、おばさんたちの口から次々と飛び出していました。
まあそんなことで、いろんな憶測が渦巻いたり、いろんな意見が飛び交ったりしています。
しかしですね。もしも、貴乃花親方が今、モンゴル力士同士の八百長疑惑のことを公開の場で言ったとしたら、大相撲は大変な事態になることは明白です
だから何も言わないのだろうという意見が日に日に大きくなっています。
本当に、もし、そんなことを言ったらえらいことになりまっせ~
それでも貴乃花親方は、捜査が一段落、つまり日馬富士が書類送検されたら、話すと言っています。
さて、どんな話になりますやら。気になりますわ。