前回、全国高校野球のことを書いたけれど、きょう、またよく似たようなことがあった。つまり、一昨日の甲子園の大阪桐蔭対東海大菅生の試合。大雨の天気予報にも関わらず試合が強行され、途中から降り始めた雨の中、リードされている東海大菅生が反撃に出た途中で試合続行不可能と判断され、それが8回表で試合成立のイニングだったのでコールドゲームとなった。5回を超えると試合が成立するので、東海大菅生は無念の涙を呑んだ。
そして昨日は朝からの降雨で中止。
で、きょう。第1試合の日大東北(福島)と近江(滋賀)の試合が、途中で大雨になって中止となった。それも5回裏、1点をリードした近江の攻撃で2死満塁、しかもボールカウントは2ストライク3ボールで、あと1球でどうなるか! という場面で中断され、そのまま試合は不成立。明日に順延されることになった。
これってねぇ。
リードしていた近江の打者が粘らずに三振するとかさっさとアウトになっていればそれで5回裏が終了。その時点で中断して、結果中止となっても、5回裏が終わっているのだから試合は成立し、近江が勝っていたわけですよね(でも選手はそういうことはやらない)。
しかしなんで5回裏、2死満塁2ストライク3ボールで審判は試合を止めたのか?
もっと早く止めるべきだったか、あるいはここまで来たらあと1球ぐらい我慢すればよかったか、どちらかでは? と思う。このタイミングについては、一昨日と同様に不思議である。
一昨日は雨にも関わらず5回を終わっても試合を継続し、結局7回の裏の攻撃中に、とうとうどうにもならず中止を宣告し、試合は成立した。8回と9回で反撃を期していた東海大菅生が、本当に気の毒でした。
審判団の頭の中にはその試合のことがあったのかもしれない。
だからきょうは、試合が成立する5回裏終了まであと1人、というところで中断の宣告をし、雨が止まないのでそのまま試合は終わり。明日への再試合、ということになった。
前回も書いたけれど、野球は原則9回までだ。
高校野球は一生に一度のチャンスで出場する球児がほとんどなのだ。
だから、できたら9回までやらせてあげたい。
最初から大雨の予報があり、実際に5回までに雨が襲ってきたら中断し、そのまま止めて、またもう一度再試合をさせてあげる、というのが球児たちへの配慮だと思う。
きょうは試合成立にギリギリのところで中止になり、再試合をするということになり、それはそれでいいのだけど、5回裏の2死満塁、ボールカウントが2-3というところでストップをかけたのは、どうみても、一昨日の試合が審判団に影響を与えているように思えてなりません。あの時の東海大菅生の選手たちが、ますます気の毒に思えてきます。
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ところで、ついでに関係のない話を書きますけど、先日、テレビ朝日の東京五輪番組のスタッフ10人が、閉会式の日にお好み焼き店で宴会をしたあげく、2次会に深夜までカラオケで騒いで、あげくにそのうちの1人の女子職員が2階から落ちて救急搬送された、というニュースがありました。2階から落ちたというのも不思議な話ですが、「出口と間違えた」とも伝えられ、「非常階段に出てそこから転げ落ちたんじゃないか」なんてことも言われています。
テレビ朝日の「羽鳥真一・モーニングショー」は毎朝見ていて、テレ朝社員の玉川徹さんの歯に衣着せぬ意見は、他のコメンテータとは一味違ったところがあって、面白いなぁ、と思って見ています。
そんなテレビ朝日が、10人で宴会したりカラオケに行ったりするか?
特に玉川さんは、外出自粛について、厳しく言い続けていたのに、同じ会社の社員がこれではねぇ。
それに加えて今日、またテレビ朝日の社員の不祥事がニュースに。
なんでも、ワイヤレスイヤホンを盗んだとして、窃盗と住居侵入の疑いで、テレビ朝日の「ジネスプロデュース局」というところに所属する28歳の男が逮捕されたそうなのです。
詳しいことは分かりませんが、
テレビ朝日ではさっそく謝罪文を出したという。
会社も不祥事が重なり、ガックリしているでしょうね。
まぁ、窃盗の話は別として、特に、10人で宴会したという話なんかは、テレビ朝日に限らず、ほかのマスコミでもあるんじゃないですか。たまたま、女性が転落して救急搬送されたからバレたわけで、それがなければわからないままだったでしょうね。
報道機関も、み~んなコロナに対して優等生のような立場で語っているように見えますけど、内輪ではどんなことをしているのやら…
あやしいもんですわ。
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