僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

泣いた女がバカなのか だました男が悪いのか

2022年08月06日 | 雑記

近頃のニュースを見ていると、詐欺事件というのが多いですね。

息子を名乗り「トラブルがあったので至急お金がいる」と高齢の親に電話をかけてくる「オレオレ詐欺」。
「銀行の者ですが、これからそちらにお伺いしますのでキャッシュカードを用意しておいてください」という預貯金詐欺。
「〇〇(行政機関)ですが還付金があります。最寄りのATMコーナーで手続きができますのでお急ぎください」という還付金詐欺。
など、いろんな手口の詐欺が横行しているようで、気を付けなければね。

わが家にも一度、長男を装った電話があり、妻が出ました。
「もしもし、僕やけど
と相手は言ったのですが、妻は冷たい口調で、
「それが、どないしたん」
と、ひとこと言い放ったら、ガチャっと電話は切れたそうです。
こんな電話は頭から相手にしないに越したことはありません。

ところで、
先月に安倍元総理が銃殺された事件以来、旧統一教会の霊感商法とか、信者から多額の献金をさせる実態が次々と報道されていますね。安倍元総理を撃った山上容疑者も、その母親が財産のほとんどを旧統一教会に吸い取られて生活が破綻し、その恨みを「旧統一教会と関係がある」(と彼が思っていた)安倍総理に転嫁して、あの銃撃事件を起こした、と言われていますね。

山上容疑者の母親は今、どんな気持ちでいるのかわかりませんが、この献金要請や霊感商法というのも、相手の弱みにつけ込んだり「それをしなければあなたはサタンになる」なんて怖がらせたりするのだから、詐欺の手口と似たようなものですよね。

しかし、詐欺でも何でも、だます奴が悪いのに決まっていますが、だまされるほうも、ちょっとなぁ、と思ったり。ま、こんなことを言うのは不適切かも知れませんけど。

こういう詐欺や詐欺まがいの話を聞くと、いつも思い出すのが、だいぶ昔の歌ですけど、西田佐知子の「東京ブルース」という歌の出だし部分です。僕が十代の頃に流行った歌ですが、僕らの世代にはず~っと歌い継がれてきている曲で、僕も西田佐知子は当時、ピカ一の美人歌手だったし、テレビを見ながら胸をときめかせたものです。

「東京ブルース」の歌詞は、ご存知の方も多いと思いますが、

泣いた女が バカなのか
だました男が 悪いのか
褪(あ)せたルージュの くちびる噛んで
夜霧の街で むせび哭く
恋の未練の 東京ブルース~

というものです。

僕は前述の詐欺や詐欺まがいの事件が報じられる度に、この冒頭の歌詞を思い浮かべます。

泣いた女が バカなのか
だました男が 悪いのか

でも、これはやはり、どう考えても、だました男が悪いですよね。
男がだまさなければ、女は泣くことはなかった。でも、だまされた自分もバカだったのかなぁ、とふと思ったりも、するのでしょうか。

オレオレ詐欺とか霊感商法とか、いろんな話に引っかかった人には同情しながらも、その時、ついこの歌を思い浮かべてしまう僕なのです。

と、こんなことを書いているともう一つの歌を思い出しました。
藤圭子の「新宿の女」のサビの部分ですが、

バカだな バカだな だまされちゃって~
夜が冷たい 新宿の女~

なんてね。これも女が男にだまされる歌でした。

なんだか昭和の歌謡曲の思い出話になってきましたが、僕は藤圭子の顔に似合わないドスのきいた声も好きでしたね。残念ながら今から10年ほど前に、新宿のマンションから飛び降り自殺をされてしまいました。

では再び西田佐知子さんのことですが、
最近ウィキペディアで知ったのですが、西田佐知子さんのお誕生日を見ると僕と同じだったので、驚きました。
西田佐知子さんは僕より10歳年上。つまり、僕の誕生日のちょうど10年前の同じ日がお誕生日、ということで、親近感を覚えました。
ま、それだけのことですけど。

では終わりに当たって、ひとこと申し上げておきます。
僕はこれまで、女性をだましたことはありません。
じゃあこれからは 
それは
わかりません(笑)。

 

 

 

 

 

 

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