僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

勘違いや思い込みの数々

2011年11月03日 | 雑記

ある言葉に対して、勘違いしたり、何かと混同したり、
字の読み方を間違っていたり、歌の意味を誤解していたり…

よく言われるのが童謡の、
♪ うさぎ追いしかの山~ を「ウサギ美味しいかの山」と勘違い。
♪ 夕焼け小焼けの赤とんぼ 負われて見たのは…、
を「追われて見たのは」と思い、トンボに追われている歌と勘違い。

そんな思い込みや勘違いはよくありますよね。

2、3日前、モミィが妻と一緒に「アルプス一万尺」を、
はしゃぎながら踊って歌っているのを聞いていたら…

 ♪ アルプス一万尺 こやぎの上で~
   アルペン踊りをさあ踊りましょ

と僕の耳には聞こえた。
「こやぎの上で…?」と僕がモミィに確かめると、
「違うで、お屋根の上でって言ったんやで」とモミィ。
「お屋根の上で…? そんなとこで踊ったら、天井抜けるがな」と僕。
「ほんなら、こやぎの上か…?」とモミィ。
「こやぎさんの上で踊れるかいな。スズメやあるまいし」と僕。
「なら、何の上やのん…?」とモミィ。
「オヤリと聞いたことあるけど、はっきり知らん」と無責任な僕。
すると横から妻が、「正解はコヤリの上よ」と言った。
(これをヨコヤリを入れる……とは、言いません言いません)

歌はよく聞くのだけれど、どこの上で踊りましょう…
と言っているのか、僕はこのときまで、知らなかった。
コヤリとは槍ヶ岳の頂上にある小さな山のことだそうだ。

な~んだ、日本の歌なのか。アルプスというから、
てっきりスイスかどこかの国の歌かと思っていたのに。
初めて知ったショーゲキの事実だぞぉ
。 
 
以前コメントをいただいていたじゃいさんという方は、
「若干名募集」を見て、若い人を千名も募集している!
なんとまあ景気のいい会社だろう、と思ったそうである。

僕も若い頃、道を歩いていると「月極駐車場」という札を見て、
それがあちらにもこちらにもあるので不思議に思ったものである。
月極(げっきょく)という会社は沢山の駐車場を持っているんだなぁ~と。

同じような話で、新聞の投稿欄などで、「匿名希望」というのがある。
高校のとき、これを匿名希望さんという名前だと思い込んでいた友だちがいた。
「この人って、沢山のことをいろんな新聞・雑誌に書いているなぁ」と思ったそうな。

他にも、さまざまな人たちの「思い込み・勘違い」の話がある。

テレビのニュースを聞いていて、かつてこんな思い込みをしたという話。

「台風一過」を、大人になるまで「台風一家」だと思っていたという話。
「汚職事件」というのは、「お食事券」を配って捕まるニュースだと思った話。
「日清戦争」というのは、ラーメンを巡る戦争だと子どものころ思っていた話。
「非行少年」を「飛行少年」と思い込み、空を飛べる少年がうらやましかった話。

また、こんな勘違い・思い込みも。

宮本武蔵の「五輪書」を、オリンピックの本だと思った高校生。
「極道」を空手に似た格闘技の一種だと思っていた中学生。
「神のみぞ知る」と言われ、「神のみそ汁…?」と首をかしげた人。
スカーレット・オハラと聞き、小原庄助の親戚だと思い込んだ人。
聖徳太子を「せいとくたいこ」と読んでいた小学4年生の男の子。

まあ、このほかにも、いろいろ面白いのがあります。

再び僕自身の経験を書くと…

自転車旅行で金沢へ行った時、その日はユースホステルに泊まろうと思い、
兼六園の中で、ベンチで談笑していた中高年の男性たちにその場所を尋ねた。
そのうちの一人の方が、丁寧に道順を教えてくれた。
そのとき、その人は、何度も何度も、ユースホステルのことを、
ユースホステス、ユースホステスと繰り返し、言っていた。

ついでに言えば、僕はずっと「天津甘栗」を「あまつあまぐり」と読んでいた。
「きくらげ」を大人になっても黄色いくらげだと思い、なぜ黒いのか不思議だった。
「鯛の尾頭つき」を「鯛のお頭つき」と思い、頭だけついているものと思っていた。

ということで…
続きはまた次の機会に書きます。

ではみなさま、今日は文化の日です。

良い1日を!

 

 

 

 

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