前回ブログの末尾に、安倍元総理の国葬に関する感想を述べました。
そしてそれに同調するコメントもいただきました。
で、きょうはその話をもう少し続けてみます。
ホントにねぇ。
これは今、メチャメチャ大きな問題になっていますね。お葬式をめぐってこれだけ国中の賛否が渦巻くような話って、僕は今まで聞いたことありません。もともとお葬式って、厳粛なものですものね。
それでもやはりその内容をみると、おかしな話と言わざるを得ません。
さて、それと相呼応するように、このたび英国のエリザベス女王が亡くなられ、その国葬が今月19日にロンドンで執り行われることが発表されました。
そしてわが国の安倍元総理の「国葬」は27日だと言われています。
コメントをいただいた方も書いておられましたが、この2つの国葬がもしも同じ日に重なっていたなら、世界各国の首脳たちは誰も日本には来ないだろう、ということになるんでしょうかね~
まぁ、日は重ならなかったわけですけど、エリザベス女王の国葬には、日本から天皇陛下が参列されることが検討されている、と報道されています。
前回の「追伸」にも書きましたけど、これこそが「国葬」なんですよね。
じゃぁ、安倍元総理の「国葬」に、天皇陛下が参列されますか?
…されませんよね。
陛下が他国の国葬に参列し、自国の国葬には参列しない。
な~んだかねぇ。おかしくないですか~?
(もちろん天皇陛下に対する批判ではありませんよ)
国葬を、国権の最高機関であるはずの国会にもはからず、閣議決定だけで決めて、強引に実施しようとすることに、やはり大きな問題ありですわね。
しかも世論調査では、国葬に反対する人たちのほうが多いと報じられています。
それでもやるんでしょうか。
やるんだったら、よく言われているように
「自民党葬」とか「国会議員有志葬」にすればいいのに。
自分たちが自分たちだけで、お金を出してやればいいんですよ。
なんで国民の税金を使うのか?
円安、異常気象、コロナ、戦争などの影響により、物価は上がる一方なのに、政府は何十億という税金をこの国葬に費やそうとしている。
僕は別に自民党が嫌いなわけでもありませんが、今回の「国葬」の問題に関しては、あまりにも考えが常識外れというか、国民をないがしろにしているとか、そんな空気を強く感じます。
ほんまに、岸田首相も、しっかりしいや。
見るからに頼りなさそうなおっちゃんやけど。