体調のことだけれど、最近のひどい暑さのせいか、
収まっていたはずの心房細動(不整脈)がまた出るようになった。
出るのは、主に夜中である。
夜寝る前、寝室の冷房をつけ、数時間寝ると目が覚めるので、
そのときに冷房を止めて、窓を開ける。そしてまた寝る…
というようなことをしているうちに、
真夜中、蒸し暑さで目覚めると心臓がおかしい。
つまり、不整脈が出ていた……ということも、
かなりの頻度で起きるようになった。
夕食時のビールなどの飲み過ぎも原因かも知れない。
控えようと思いながら、それはそれで飲んでしまう。
相変わらず意志が弱いのです(泣)。
そんな体調になると、耳鳴りの音までいっそう大きくなる。
改めて心と身体は一体だということを、思い知らされる。
しかし僕の場合、前述のように不整脈が出るのは夜である。
これが日中、外出先などで出るとやっかいなことになる。
不整脈が出ると脈拍数が120~140ぐらいになり、苦しい。
ゴロンと横になって収まるのを待っていても、苦しい。
外出先でそうなったらとても困るわけだが、これまで、
日中に、それも外出先ではほとんどそういうことはなかった。
しかし、昨日、その懸念していたことが実際に起きた。
夕食後、月曜日恒例の英会話サークルに行った時のことだ。
自転車を漕いで約10分。
じんわりと汗をかいて、会館へ着いて部屋に入ると、
エアコンがすごくよく効いていて部屋は冷え冷え。
極端に温度が変わったのがこたえたのか…
それと、まだ慣れないサークルで緊張もあったのか…
自分の席に座り、教材などを出し、
外国人講師が前に立って、さて始まる…という時、
ドキン、ドキドキドキと心拍が乱れ始めた。
えらいこっちゃ、と、身体をよじったり深呼吸したりして、
「収まれ、収まれ。苦しいの苦しいの、飛んで行け~」
なんて心の中で叫びながら、平静を装った。
この場では横にもなれないしなぁ。困ったなぁ。
夕食は6時に終え、不整脈の薬も6時過ぎに飲んだ。
これが2時間後には効いてくれるはずである。
英会話サークルが始まったのは7時だ。
8時過ぎには薬が効いてくれるだろう。
それまでの我慢だ、と言い聞かせる。
最初に一人ずつ、最近の身の回りの出来事を英語で話すのだが、
僕も、白浜旅行がJR線の土砂崩れのためにキャンセルになった
…という話を、事前にこしらえて暗記してきた英語で話した。
それはまぁ、無事に済んだのだが、やはり息苦しい。だけど、
じっと座っている姿勢なので、安静状態に近いのは幸いだった。
これが、立ったり身体を動かしたりする場だと、大変だ。
8時半にサークルが終わった。
不整脈はいつのまにか頻脈に変わっていた。
さらに帰る頃には、やっと収まりかけたふうだった。
ところが自転車に乗って漕ぐと、また苦しくなった。
収まりかけているところに身体を動かしたものだから、
再び不整脈が勢いを盛り返した…という感じである。
ゆっくり、深呼吸しながら自転車を漕ぎ、
ふうふう言いながら、家にたどり着いた。
「おかえり~」
風呂上りの妻とモミィが迎えてくれたが、
「ごめん、ちょっとしんどいので、もう寝るわ」
と、そのまま自分の寝室へ行った。
エアコンをゆるめにつけて、ベッドに仰向けになった。
しばらくドキドキしていた心臓も、10分ぐらいで収まった。
ここ数ヶ月、ほとんど出なかった心房細動だけど、
最近また増えてきたのは気になることである。
毎年、5月~7月ぐらいに、これがよく出る。
スポーツジムで無理をしたり、寒暖の差が激しかったり、
ビールが美味しくなる季節なのでついつい飲みすぎたり。
ビールが一番の原因とちがうん…?
…と言われそうですけどね。
昨日の1日を振り返ってみたら、早朝にブログを更新し、
午前中はモミィの英語をみてやったり新しいスマホを触ったり、
午後は、集中して夜にある英会話サークルの予習をしたり…
…と、ほとんど身体は動かさず、根を詰めることだけをしていた。
それが、夜の英会話の場で、緊張も加わって発作につながったのだろう。
こういう生活習慣は、僕にとっては身体によくない。
特に今のような暑い時期には、余計によくない。
何事も無理せず、適度に頑張り、適度に休む…
何よりも、物事を根を詰めてやらないこと…
というバランスのよい生活の大切さを、改めて知らされた。
…さて、僕の心房細動は、いったん収まるとすぐに元気になる。
それまでの苦しさがウソのように、元に戻るのだ。
そして今朝も、いちおう心地よい朝を迎えている。
…といって、朝からこうしてパソコンをぱたぱた打っていると、
また、途中で、根を詰めたときの症状として気分が変になる…
ということも出てくるかも知れない。
で、まぁ、今日はこれぐらいにしときます。
(そのわりには、長い文章でしたけど)