今週の24日(水)に元職場のランニングクラブのメンバーが久々に集まり、飲み会が開かれた。何十年も前からランニングを通じて苦楽を共にしてきたかけがえのない友人たちである。みんな僕より若いので現役の職員が多いけれど、ここ数年で退職した人も増えている。24日は、そんなメンバーが集まって、メチャメチャ楽しいひと時を過ごしたのである…と書きたかったのに~ それがねぇ…
…ぐすん。 体調不良で“痛恨の欠席”と相成りました。
「暑さ疲れ」からか、断続的に気分が悪くなり、発汗がひどく、さらに不整脈も出やすくなり、また、暑さを追っ払うはずの冷え冷えのビールを飲むといっそう不整脈が出やすくなる…というやっかいな症状で、うかつに飲んで騒いでいる最中にみんなの前で倒れでもしたら目も当てられない、と思い、涙を飲んで飲み会への参加を断念したのだ。メンバーの一人として出席されたびんさんが一昨日、コメント欄に「暑さを忘れいろんな話であっという間の3時間でした」と書いてこられたように、その日の盛り上がった様子がありありと目に浮かぶ。ホント、残念無念! あぁ、みんなとワイワイ騒ぎたかったなぁ。
どうも夏が本格化する季節になるとこんな調子なので、我ながら困ったものだ。7年前、不整脈が原因で軽い脳梗塞を起こしたのも夏の始まりの頃だったし、翌年、その不整脈がまたひどくなって心臓のカテーテル手術を決めたのも7月だった。2年前にも心身のバランスを崩し、6~7月に、わが飲酒歴の最長記録となる2ヵ月間の禁酒を断行したりもした。ともかく、何だか調子がへんてこりんになるのがこの季節なのだ(心理的なものもあるかも知れないが…)。
運の悪いことは続くもので、さらに翌日の25日(木)は例の「日本ウダウダ会」の歩こう会があったのだが、これもやむなく欠席することになった。
今月初旬にウダウダ会の会長さんから届いた案内状には、「ウダウダ会大暑行のご案内」と題され、「大雨決行!」とした上で、今回の行く先は…
京都北山の一番北になる芦生原生林を歩きます。由良川の源流部にあり、大正10年以降、京都大学農学部の演習林として保存されています。山の中ではありますが、かつて使用されていた森林軌道(トロッコ)を歩きますのであまり起伏はありません。安心してご参加ください。コース=松原→吹田→大山崎(京都縦貫道)→園部→美山かやぶきの里→芦生。
とあった。そして由良川沿いの森林軌道に関する資料が同封されていた。
このように「日本ウダウダ会」は、酒飲みたちがウダウダとほっつき歩く会でもある一方で、歴史の名残や各地の生活・文化などの背後に深く感じられる風情を求めて歩く会…でもあるのだ~
そのウダウダ会も、今回は欠席ということになってしまった。いつもメールで連絡をくれる女性(ウダウダ会には麗しい女性会員もいるのだ!)に、「体調が悪く欠席しますので会長さんによろしくお伝えください」とメールを送ったら、翌日の朝に会長さんから携帯に電話がかかってきた。「欠席と聞いたけど、どうしたん? あんたが来なかったら寂しいがな。何とか来られへんか?」と言ってもらえた僕は幸せ者だった。しかし僕が、あれやこれやと現在の症状を述べると「う~ん、そうですか。残念やけど、じゃぁお大事にね。次回は必ず参加してや!」会長さんはそう言って電話を切った。
僕ももちろんこのウダウダ会にはぜひ参加したかった。しかしこの体調では、炎天下を歩くのと酒を飲むのが目的のウダウダ会へ出席するのは、ちょっと無謀だと思った。特にこの会では、歩いた後に酒盛りするのが僕たちメンバーの大いなる楽しみなのである。だいたい歩いた時間の倍の時間は飲んでいる…というのがウダウダ会の常識だ。これでは「歩こう会」というより「あるこーる会」と呼んだほうがいいのかも知れませんけど。
そんなことで、24日、25日と、僕にとって大切なグループ、大切な人たちとの交流の機会を両方とも見送ることになって、とても残念な思いである。
でもまあ、数日間おとなしくしていたのが功を奏したのか、今は少しずつ回復してきたのがわかる。何となく体が軽くなったみたいに感じる。
今月末にはモミィが楽しみにしている南紀白浜への海水浴を兼ねた1泊旅行もあるし、すでに夏休みに入っているモミィから「プールへ連れて行って」などとせがまれているので、一日も早く元気を取り戻さなければならない。う~ん。夏休みもラクじゃないなぁ、ほんとに。