僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

わが町、女子ランナーの快挙

2012年10月05日 | ランニング

先日配られてきた市の広報10月号を見てびっくりした。

去る8月26日に、札幌で行われた北海道マラソンの女子優勝選手は、
吉住友里さんという20代の市民ランナーだったけれど、なんと彼女は、
わが家の近く住んでいる人で、モミィが通う同じ小学校の出身だった。

広報には、吉住さんのゴールの瞬間のカラー写真が掲載されていた。

いや~、全然知らなかったなあ。

妻にそのことを言うと、モミィがもらってきた学校新聞にも、
卒業生である吉住さんの優勝を祝す記事があったという。

吉住さんの記録は2時間39分07秒で、自己最高記録だそうである。

ぱちぱちぱちぱち  

今年の北海道マラソンは、男子の部で、埼玉県庁に勤める公務員ランナー、

川内優輝選手が優勝して話題になったレースだ。

北海道マラソンは日本で唯一の夏のビッグレースとして有名である。

そのレースの女子の部で優勝したのが吉住さんだから、これは快挙だ。

本大会は、来年の世界陸上の選考レースにもなっており、
もしかして彼女は、世界の舞台に躍り出すかも知れない。
わが町の誇りであり、ぜひ今後益々の活躍を期待したい。

話は遡るが、1995年の夏、有森裕子選手がこの北海道マラソンで優勝し、
その実績で、翌年のアトランタ五輪代表に選ばれた。

五輪代表選考の最後の1人は、かなりモメたけれど、結局、有森が、
「暑い夏の北海道マラソンを制した」という理由で選ばれたのである。

そのアトランタ五輪で有森は意地を見せ、銅メダルを獲得して、
バルセロナ五輪の銀メダルに続く2大会連続のメダリストとなった。

「メダルの色は銅かも知れないけど、自分で自分をほめてあげたい」
という名セリフも、このときに生まれた。

…ということで、北海道マラソンは歴史と伝統のある大会なのだ。

その大会で、わが町の市民ランナーが優勝したとは、嬉しい限りである。

そのうえ吉住さんは、大和川の堤防でもよく練習したそうである。
大和川堤防といえば、僕も何十年とここでジョギングを続けている。
たぶん、吉住さんとも、何度もすれ違っていたのだろうと思う。

ところで…
北海道マラソンは、僕自身も出場したことのある懐かしい大会である。

有森選手が優勝した翌年、つまり1996年の8月であるが、
妻との北海道旅行を兼ねて、このマラソンに出場した。
47歳の時だったなぁ。

有森選手が銅メダルを獲ったアトランタ五輪から数週間後のことで、
スタート地点の札幌・真駒内競技場には、その有森選手が来ており、
僕たちに「頑張ってくださ~い」とエールを送ってくれた。

で、僕のマラソンの結果はどうだったのか…?

ヘトヘトになりながらゴールした僕のタイムは、3時間57分だった。

このレースの制限タイムは3時間59分であった。

制限タイムまであと2分! 
…きわどいところだった。

順位は…?
えぇ~。 そんなこと覚えていませ~ん…
…というより、覚えられないような順位だったもんね。

翌日の北海道新聞に、全完走者の順位と記録が出ていたけれど、
その新聞も家に持ち帰ったが、どこに行ってしまったのかわからない。
下から何番目かに自分の名前が載っていたことだけは覚えているが…

一方、先日、女子で優勝したわがご近所の吉住さんは、
2時間39分の自己最高記録で、見事に優勝したのである。

同じ 「大和川堤防仲間」 のはずなのに、この大き過ぎる差は何…?

広報紙を見ながら、16年前の懐かしい自分のレースを振り返り、
わが町のヒロインに、ぜひ一度お会いしたいものだと思った。

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする