僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

耳鳴が消えるってか!?

2011年04月22日 | 心と体と健康と

先日行った耳鼻咽喉科の医師に、鼻の治療を終えてもらった後、
実は僕には耳鳴りがあり、3年前から大○前病院でTRT療法を受けていると伝えた。

「ほう、TRTですか。 どうですか、効果は…?」 と医師が興味深そうに訊く。
「えぇ、まあまあ、ぼちぼち、というところですね」 と何の参考にもならない答え。
「器具はあまり付けてらっしゃらないのですか…?」
最近はほとんど付けていないし、この日も家に置いてきた。
「よほど耳鳴りがきつい時はつけますけど…普段はほとんど」

「私は医師になってからこれまで、耳鳴りに効く薬が出たことはありませんね」
医師ははっきりと、そう言った。

「市販されている耳鳴りの薬はありますよね」 と僕は、
小林製薬から出ている 「ナリピタン」 という薬のことを話題にした。
「まあ、中には治る人がいるかも知れませんが、頑迷な耳鳴りにはねぇ…?」
と、医師は言った。
僕も耳鳴り初期の頃、希望に燃えてナリピタンを買って飲んだ。…が、効果なし。
しかも、何週間か服用して効果の出ないときは中止してくださいと書かれていた。
いまでもナリピタンのCMを見ると不快感を覚え、チャンネルを変える。
「ふむ…」 医師はうなづく。 

僕は、 「ほんと、ナリピタン…なんて、ダジャレめいた薬名をつけて、
人心を迷わすのにもほどがある。 いっそナリヤマンにしろ、と思ってます」

医師はハハッと笑い、最後にこう言った。
「私は今の耳鳴り治療で最も効果的なのはTRTだと思っています。
 でも、これは耳鳴りを治すのではなくて、慣れる訓練ですものね」

やっぱり、今もさまざまな薬の開発が取り沙汰されているが、決め手はないのである。

そんなとき、新聞の広告にデカデカと健康雑誌 「壮快」 の宣伝が目に入った。

「壮快」 6月号は、耳鳴りの大特集だった。  

 

    

 

 ガムをかむと耳鳴りが消える…?

サヌカイトの石琴を聴くと耳鳴りが改善される…?

ビールで耳鳴り解消…?(なら僕はとっくに解消しているがな)

どれもこれも、ほんまかいな…? と疑う話ばかりだ。 

1冊680円の雑誌で耳鳴りが治ったら、誰も悩みませんわいな。 

…といっても、こういう記事が載ると、どうしても気になる。

気になって、気になって、しょうがない。 

まったく~、耳鳴りというのは、つくづく因果なヤツである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (29)
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