僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

あカン総理に愛想が尽きた

2010年11月16日 | ニュース・時事

女子バレーが32年ぶりに世界選手権で見事に銅メダルを獲ったり、
尖閣諸島の映像を「公開」した海上保安官の逮捕が見送られたり、
大相撲不滅の大記録、双葉山の69連勝に挑戦中の白鵬が敗れたり、

…と、昨日は 「あ、よかったなぁ」 というニュースが次々と流れた。

まず、横綱白鵬のことである。
9月24日のブログで、白鵬が59連勝をしたときの感想を書いた。

双葉山が不滅の69連勝を記録したのは、僕が生まれる10年前だった。
だから、もう71年が経つ。 これは大相撲の不滅の金字塔なのだ。
白鵬は立派な横綱だけど、この記録だけは破られたくはなかった。
なんとか日本人力士にこの記録をストップしてもらいたい…
その思いで一杯だったけれど、最も期待されていた稀勢の里がそれを実現した。

NHKの街頭インタビューを聞くと、誰もが 「残念ですね~」 と口をそろえて言った。
ひとりぐらい 「双葉山の記録が破られなくてよかった~」 と言う人はいないのか。
やっぱり、僕が偏狭なナショナリスト、ということになるのでしょうか (トホホ)

それと、尖閣諸島映像流出の件で、海上保安官の逮捕見送りのニュースである。

そもそも尖閣映像の問題を、流出だの逮捕だのという議論になるのがおかしい。
船長が逮捕されたときに、国が真っ先に公開していれば何の問題もなかった。
クネクネと中国に身を摺り寄せるような 「非公開」 を頑固に貫くから、こうなる。
いったい、民主党の首脳陣というのは何を考えているのか、さっぱりわからない。
国民の声、というものを、まったく聞こうとしない。
これでは世論調査で内閣支持率が20%台に落ち込むのも当り前である。

仙谷官房長官は、都合が悪くなると 「健忘症になったのか、よく覚えていません」
な~んて、寝言のようなことを言っている。
シャレの得意なじゃいさんは、「仙谷健忘長官」 などと呼んでいる(笑)。
あの手この手の術策を弄すので、「仙谷権謀長官」でもいいけれど(笑)。

今回、もし海上保安官が逮捕されていたら…
悪質な中国人の船長を釈放しておいて、なんでこっちを逮捕するんだと、
日本国中が怒り狂うに違いない。 いくら温厚な日本人でも、これはもう、
「堪忍袋の緒が切れましたわ~!」 ということになるだろう。
そうなれば、内閣支持率は、今の20%台よりさらに下回ること間違いない。もう壊滅だ。
逮捕見送りは、警視庁や地検の判断というより、政府の意向が反映したものと見える。

まあ、それはいいんだけれど、世界中に日本の恥をさらしたニュース映像もあった。

日中首脳会談と称された場で、菅総理が、中国の胡国家主席と向かい合って座った。
そこで、最初のあいさつから菅総理はずっと目を伏せ、原稿を棒読みしていた。
あれを見た人は、あきれ返ったのではないか。
簡単な挨拶すら、原稿を読んでいる。
相手の胡主席は、むろん原稿もメモも持たない。
多少つっけんどんではあったが、背筋をピンと伸ばして、菅総理の目を見て話す。
ところが、菅総理はおどおどした様子で背を丸め、視線はずっと手元の原稿だ。
こんなことで「会談」と言えるのか。 管総理の態度は、あまりにもみっともなかった。

首脳会談は、学芸会ではないのである。

ともあれ、これまで見たこともないような、異様な光景であった。
日本人として、本当に恥ずかしいと思った。

中国がいろいろと物議をかもし出して 「世界に恥をさらした」 というけれど、
この映像は、日本の総理がどれだけアホかを世界に宣伝しているようなものだ。
世界中に、「やっぱり日本はなめられる国なんだ」 と恥をさらしたに違いない。

せっかく気をよくしたニュースがいくつか流れた中で、これは大きな汚点だった。

もう、菅首相にも、仙谷健忘長官にも、民主党全体にも愛想が尽きた。

早いうちに総選挙をして出直さなければ、ほんまにこの国は潰れまっせ。

 

 

 

 

 

コメント (4)
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