上海で万博が終わったと思ったら、今度は広州でアジア大会が始まった。
また中国かいな…と思うと、少々うんざりする。
中国、中国、中国…。 なんでもかんでも、中国である。 どげんかしてちょ~だ~い。
サッカーでは、日本国歌が流れているときに、中国観衆がブーイングをしていた。
相変わらず、行儀の悪い国民であるが、こんな光景にも、腹さえ立たなくなってきた。
ロシアもそうだが、ロクでもない国と国境を接する日本は、不幸中の不幸である。
(無能な民主党首脳に政治を委ねなければならない国民も、不幸中の不幸だけど…)
さてそのアジア大会。 当然のことながらオリンピックよりも活躍できる。
日本は金メダル60個が目標だそうだ (ほんまに獲れるんか…?)。
やっぱりスポーツ中継の好きな僕は、テレビを見てしまう。
昨日の午後6時から、水泳競技の生中継を見た。
この日は決勝が6種目行われた。
日本選手たちの成績は、銀メダルが4つ。銅メダルが1つだった(…と思う)。
女子自由形400メートルリレーは日本新記録が出たが、中国に敗れた。
結局、日本は6種目で1つも金メダルが獲れなかった。
中には日本が勝ったと見えたレースもあったが、ゴールのタッチが流れた。
優勝したのは、ほとんどが中国だった。
1位が中国で、2位と3位が日本、というのもあった。
目の上のたんこぶ、とはこのことか。
ことごとく、優勝を中国に阻まれているのである。 悔しいなぁ…。
昨日の水泳は、そんなわけで、中国選手が大喝采を浴びるシーンばっかり。
銀メダルも、銅メダルも、こういう場合、うれしくも何ともない。
(もちろん、選手たちの健闘には拍手を送りますが)
でもね~、1位でなきゃダメなんですよ、蓮舫さん。
テレビのチャンネルを女子バレーに変えたのは午後8時過ぎだった。
こちらはNHKBS放送のアジア大会と違い、アナウンサーが絶叫モードで大賑わい。
会場全体に、声援が怒涛のように鳴り響いている。
3位決定戦の日本対アメリカは、1対1で、第3セットに入ったところであった。
この試合に勝つと、日本は32年ぶりにメダルを獲得、という大一番だった。
しかし、この時点でインターネットの速報を見ると…
日本がフルセットの末、勝って銅メダルを獲得したことが出ていた。
「お~、勝ったのかぁ。 じゃあ、安心して見ていられるわ」
…と、僕は、ここで初めてテレビの前でくつろげたのである。
僕はすぐ興奮するタチなので、女子バレーのような白熱する競技は苦手だ。
肩が凝るほど全身を硬くして真剣に見つめていると、身体の芯まで疲れてしまうのだ。
その最大の原因は、女子バレー中継はほとんどが生放送でなく、録画だからである。
録画なのに、なぜこんなにハラハラドキドキしなければならんのだ、と思うのだ。
熱戦の末、最後は負ける…というのが日本女子バレーのお決まりパターンだった。
だから、一昨日のブラジル戦で逆転負けを喫した試合も、テレビは見ていない。
熱い試合展開に手に汗握って一喜一憂するのだが、最後は負けてしまう…。
いや~、これほど疲れることはない。 しかも、それは録画放送なのである。
生放送なら、一寸先でどう転ぶのかわからないスリルに満ち溢れているが、
録画放送なのに、不整脈が出るほどカンカンになって応援し、最後には負ける…。
それって、「骨折り損のくたびれもうけ」 そのものではありませんか…?
テレビ局も巧妙で、あたかも生中継のような顔をして中継しているんだもんね。
作戦タイムに入ると、すばやくCMが流される。
CMが終わると、テレビ画面では、すぐに試合が再開される。
作戦タイムがそんな短い時間で終わるわけないのに、視聴者の錯覚を誘っている。
しかし僕は賢明にも、日本の勝利を確認したうえで見たので、よかった、よかった。
テレビ時代劇の「水戸黄門」や「遠山の金さん」を見ている気分だった。
最後には必ず勝つ…
そう思うと、不整脈が出る心配もなく、見ていて安心で、ゆっくり楽しめた。
おめでとう。 よくやった、ニッポン。
…こういうスポーツ観戦の仕方って、やっぱり邪道ですか…?