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 僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

岡田監督と鳩山首相…似たもの同士

2010年05月26日 | ニュース・時事

まさに「今をときめく」2人が対面した。
そのツーショットが、今朝の新聞・テレビ等で大きく報じられている。

その2人とは、鳩山首相と、サッカー日本代表の岡田監督である。

代表チームがW杯出場のため、26日未明に日本を離れるに当たって、昨日、岡田監督が鳩山首相を表敬訪問した風景である。



        
     監督が首相に特注ユニフォームをプレゼント。
     でも「MIYUKI」ってなんだ。
鳩山夫人か?
     …やれやれ。   




総理大臣とサッカー日本代表監督。
本来なら、飛ぶ鳥を落とす勢い…の2人のはずだが、今や鳴かず飛ばず…というより、落とすどころか今にも落とされそうなヨレヨレの鳥(ハト…?)状態である。そのつど言い訳をし、能天気な「前向き」発言を繰り返している頼りない人たちである。

今やこの2人は「日本一のダメ男」を競い合っている間柄…というのは言いすぎか。

鳩山首相の迷走ぶりはとどまるところを知らない。
「鳩山やめろ」コールは日増しに大きくなっていく。
週刊誌の見出しは「鳩山を追放せよ」やら「鳩山幼稚園は廃園準備」やら、「鳩山民主最後の悪あがき」やら「亡国のリーダー鳩山」やら…。
もう、ぼろくそ、クソっかすもいいところである。

それだけ言われても、「いい人」の姿勢は崩さない鳩山さん。
会見では、何かと言えば「させていただきます」とか丁寧語を連発、他の閣僚の言動については「お考えがあってなさることですから」と自分が任命して「部下」であるはずの者に敬語を使う。で、それだけ思慮深いのかと言えば、政治家として絶対に口に出してはならないこと…出来もしないことを、こともなげに「やります」と言う。おまけに「友愛」とか「命を守ります」とか、およそ政治には何の役にも立たない抽象的な言葉を並べておきながら、宮崎県の豚や牛の命すら守れない。…これではなぁ。

また、岡田監督も同じく「人柄はいい」人である。
しかし「いい人」では絶対にいい指揮官にはなれない。
鳩山首相の場合と同じであろう。

一昨日の韓国戦は、見ていて腹も立たなかった。
負けて当然の試合だった。

敗因は…
専門家は声をそろえて「連動性の欠如」「連携のなさ」と指摘した。
中村俊介にしても、走るべきところを走らない。ボーっと突っ立ってボールを眺めていることが多かった(彼は足を痛めているのだから、使うことが間違い)。
チーム全体の動きが、素人目にもバラバラである。
鳩山内閣が、バラバラなのとおんなじだ。
これは、ひとえに監督の明確な戦略が選手に見えてこないからである。
「選手の自主性に任す」ことの多い岡田は、この点でも失格である。
ズバズバ物を言うオシム前監督なら、こんな事態にはなっていないはず。

さらに、岡田監督は韓国戦に負けた後、「進退伺」を口頭で出したという。
2日後には日本を旅立つ…というそんなときに、である。
代表の23人を自分で選んでおいて、今になって進退伺はないだろ。
出すならもっと早くに出せ、と言いたい。
…とフンガイしていたら、今朝のニュースで「あれは冗談」との岡田監督のコメントが報じられた。これを聞いた街頭の女性は「自分の言葉に責任をもってもらいたいです」と感想を述べていた。思いつきでしゃべる、というところも鳩山首相と同じである。ただ、首相の方は「辞める」とは絶対口にしないけれど…。

まあ、それでも僕たちは、もちろん日本代表を応援する。
サッカーW杯は6月11日に開幕。
日本代表の日程は、6月14日の23時からカメルーン戦、19日20時30分からオランダ戦、25日未明3時30分からデンマーク戦である。日本が決勝トーナメントに出場できるかどうか、25日未明のデンマーク戦で決まる公算が高い(そこまで持ちこたえてくれ、という期待込み)。

その頃…わが国では6月24日に参院選が公示される。
この日から、選挙戦の幕が切って落とされる。

そして注目の投票日は7月11日。
サッカーW杯の決勝戦が行われるのと同じ日である。

鳩山ジャパンと岡田ジャパン。

「今をときめく2人」が、どんな結果を出すのか…

2ヵ月後には、2人とも姿を消してしまうのか。

今回のツーショットは、歴史的な貴重な1コマになるかも知れない。

 

 

 

 

コメント (4)
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